水流渓人のページ「登山日記」No,87 |
2002/2/13
尾鈴両翼縦走
神陰山〜万吉山〜尾鈴山〜長崎尾〜矢筈岳〜滝コース
やはずだけ まんきちやま おすずやま ながさきお やはずだけ
1272b 1318b 1405b 1373b 1330b
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万吉山 |
ヒメシャラ |
長崎尾 |
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以前は、シャクナゲの時期に尾鈴〜矢筈を歩き(レポ)、続いて尾鈴瀑布群の滝コースを歩き(レポ)、そして万吉谷の沢から神陰山への尾根をたどった(レポ)。今回、一気につなげる計画であり、最終的には木城町側からの大縦走を意識している。
そして、ようやく山の会の仲間と都合のついた平日である。多少喉が痛かったが、歩き始めると、痛みも遠のき、熱っぽかった体もすこぶる調子良くなった。なんだか、自然には「なにかある」と感じた1日だった。
朝の集合は、私の家・・・6時・・・、なんと、彼女のランクルのエンジン音で目が覚めた。あわてて起きて服を着た、女房も、あわてておにぎりを準備して
くれた。今日は、スタート地点とゴール地点が異なる縦走なので、2台で出かける。いつものごとく、看護婦の川キョンは、夜勤明け登山である。
尾鈴キャンプ場の入口までは、自宅から30分程度である。彼女の車を駐車し、私の車で神陰林道をめざす。2人とも始めての登山口、手前の林道に間違って
入り込み、終点で地形図と合わせると違っていることが判り、30分のロス。標識もないが、今度は、地形図を見ながら走って、登山口へたどり着いた。身支度
を整えながら簡単な朝食を取る。
登山口からは、神陰山はあっけない。続いて、なだらかに長い登りで万吉山を向かえるが、途中の縦走路の樹木は素晴らしい。シャクナゲ・ツガ・ヒメシャ
ラ・・・、冬枯れた光景の方がも明るいイメージではある。万吉山で、記念撮影をすると尾鈴山へ向かう。ここからが大好きなコースである。ブナ・ヒメシャラ
の林越しに、今歩いてきた稜線が見渡せる。オマケに、雪が残り、ザクザクと快い音をたててくれる。楽しみながら、登り詰めて、尾鈴神社元宮の横にひょっこ
り出る。ここが、尾鈴の山頂である。青空が見え始め、風が止まり、雪がチラつく。寒くなく、青空で雪・・・。こんなこともあるんだ・・・!と、得した気分
で、ビールのプルリングをプシュっとやった。昼食を済ませると、ダウンアップで長崎尾。少し下って、矢筈分岐である。荷物を置き、空身で多少藪化している
登りへ取り付く。以前も歩いているので心配無し!と、好き勝手に歩いて、下山の時、支尾根を下り、アレ?・・・しかし、トラバースして2分のロスで元通
り。それも楽しである。
尾鈴で有名な瀑布群を通り・・・整備された九州自然歩道を通り・・・であるが、ここから900b近く下る。なんと、右膝をかばいながら歩いたおかげで、
ねんざした左足首、それをかばいながら歩いた左ふくらはぎの筋がおかしくなった。結局、この7qにも及ぶ、ロングな下山が、今日の核心部となってしまっ
た。しかし、この縦走の満足感は大きかった。地元の山で、しかも近場でこれだけのスケールを味わえた。この自然を大事にしたい気持ち一杯で帰路についた。
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6:
20自宅発--8:20神陰林道終点--8:30登山開始--8:51神陰山--10:10万吉山--10:40尾鈴山--昼食--11:40発--
12:28長崎尾--13:00矢筈岳--13:40林道出合--滝コース--15:25キャンプ場上駐車場--16:30神陰林道終点車回収--17:
30自宅着 |
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参加者 |
ぱぱ |
まま |
長女 |
次女 |
長男 |
次男 |
ゲスト |
出欠 |
● |
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西都山岳会 |
年齢 |
42 |
42 |
12 |
10 |
8 |
5 |
川キョン |
山数合計 |
132 |
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