2002/02/13

宮崎県「尾鈴山山系」

 


悪路の「神陰林道」終点が登山口


神陰山山頂1272b

 以前、万吉谷の沢から尾根伝いに登り「神陰山〜万吉山〜尾鈴山」の縦走をした。海側から見た尾鈴山塊は、尾鈴山を中心に右翼「万吉山・神陰山」・左翼「長崎尾・矢筈岳」と、長い稜線をのばしている。そして、この日が来た。
 数日前から、子供の風邪が移り、喉が痛くてたまらない。体調も思わしくなかったが、山の会の友達と山行を約束していた。前夜、行くと決めると、少し風邪も軽くなったように感じるから不思議である。
 コースは「神陰林道終点〜神陰山〜万吉山〜尾鈴山〜長崎尾〜矢筈岳〜尾鈴瀑布群・滝コース〜キャンブ場」、全行程15q程度になる。

この山の楽しみには「樹木ウォッチング」もある
      
万吉山1318b 冬枯れの快適な縦走路

万吉−尾鈴のヒメシャラの林間から、神陰山を望む

山頂にある尾鈴神社元宮


尾鈴山1405b

尾鈴植物群落保護林 5.78f

 この地域はコウヤマキの稀少化した群生地の南限であり、学術的にも価値の高い特異な植物群落です。
 この保存対象なるコウヤマキ、モミ、ツガ、ブナ等の混生する群落を保護し、併せて森林施業管理技術の発展、学術研究等に責することを目的として設定されていますので、原則として禁伐となっています。
 国民の大切な森林資源ですので、土石の採取、植物採取等の森林を破壊するような行為は絶対行わないでください。
(登山道途中にある看板より)

 


長崎尾1373b

矢筈岳1330b

 地元の山の会仲間「同級生コンビ」「同じ事務局」「一応♀」であるが、ハッキリしていることは、岩登りも冬山もやるエキスパート・ウーマンである。私が連れて行っている様に見えているが、それは誤解。安心の同行者なのである。この日、彼・・いや失礼、彼女は、徹夜の夜勤明け(ナース)で、悪路のダートで眠り、小休止で眠り、歩きながら眠りしていた。


林道合流点、ここから滝コースに入る

落差75を誇る「白滝」

凍り付く「スダレ滝」

ゴールを向かえた。15時36分
全行程7時間(休憩を含む)
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