2001/12/31〜2002/01/03

31日 1日 2日 3日

寒波到来「英彦山」登山
宝珠山村〜英彦山

 全国的に大荒れの予報が報道された。予測はしていたので、それなりの装備は準備した。子供達が待ちにまった「雪」である。しかし、安全策は第1優先。下見無しの、初の英彦山である・・・・、「楽しむ」、そして、運が良ければ「上宮」まで・・・と、気持ちを入れ替えてハンドルを握った。
 岩屋キャンプ場から英彦山へは、「研石峠」越えで小石原村をかすめて向かう。次第に、降雪の量と風も出てきている。気持ちは、少し挑戦的にもなるが、今回は子供4人、そして、腰痛で山行を控えていたママも15ヶ月ぶりの歩きである。それだけて、有り難いと思い直す。

 

 

 

  

8:10キャンプ場発--8:25研石峠--8:55銅の鳥居--9:05別所駐車場着--9:35発--9:50参道石段出合--10:00神宮--11:20中宮--12:00ムスビ神社--12:28上宮--昼食--13:40下山--14:20砂利道分岐--15:15神宮--15:30茶店--15:45別所駐車場--17:30キャンプ場

別所駐車場出発 参道に出合う

あっ、山ひとすじさん山ふたすじさんご夫婦だ!
ネット山の会仲間で、福岡在住「
山ひとすじの山歩きレポート」を主宰されている。
なな、なんと、私達の計画に合わせて、今年の初登山に駆けつけてくれた!
ここで、私達は、ルート・ペース配分の心配は解消できた・・・・ありがたい。
   
    
英彦山神宮「泰幣殿」 弟と姉(水流ママ)は10歳違い

左:長男/中央・右:次男

 凍てつく鎖場を登る。大人には一踏みの段差も、5歳の次男には半身の高さがある。行程に1.5倍の時間がかかっても立派な事だと思う。彼の左手足は、少し不自由だが、私の手を借りることなく登った。滑り落ちながら、上がらない左足を両手で持ち上げることもある。
 ここに、特記しておきたいのは、この気象条件で山頂を目指したのは、山ひとすじさんご夫婦の同行があっての事である。地形図と、下調べだけでは途中撤退を予定していた。後は、子供達の状況を見ながら・・と思っていたが、ポイントポイントで、先行程を詳しく説明していただき1つ1つをクリア出来ての山頂だったのである。

おっとしげさん親子だ! 中宮手前、風雪が強くなる
登山道から見上げる 千本杉付近は、別世界
一息いれる、子供は雪に潜る 上宮・・吹雪くので、さすがに入口が小さい扉になっていた。
気温:氷点下9度  突風で体感温度は更に下がる!

 山頂に、風よけになる休憩所があるのは有り難い。当日、20名ほどの登山者がいたが、場所分け合って暖をとる。すすったラーメンの味は、子供達も忘れないと思う・・・。

【子供の装備】・・・新素材の上下インナー、ポリシャツ、冬ジャージズボン、フリースジャケット、雨具、スパッツ必須!(ハンドメイド)、軽登山靴、ニット帽子、スキーグローブ、リュック(使い捨てカイロ・ライト・エマージェンシーブランケット・水500ml・非常食・替え手袋)


うぐいす谷方面へ

おいおい!水流渓人。長靴で歩くなよ!

 下山路、風がなくなり絶景が広がった。途中から、山ひとすじさんご夫婦の提案で、石段を敬遠して右折「うぐいす谷」「バードライン」へ方向をとる。通常、砂利コースで歩きにくいこのコースも、降雪すると楽しいフカ雪を楽しめた。笑顔も戻り、厳しかった登路に思いを馳せると、充実感がこみ上げてきた。いつも、ネットで関わっていただける山ひとすじさん、山ふたすじさん、しげさん、福岡の山で温かいもてなしを受け、水流渓人一家は幸せでした。血の通うネットライフを、楽しんでいる実感でした。
 そして、なんと言っても子供達・・・、抜群のチームワークだったぞ!いままでの経験や、涙はムダじゃなかったなぁ・・・。家族である前に、立派なチーム員だったと思う。そして、私の最大の喜びは、家族6人全員で・・・と言うこと。15ヶ月も腰痛で登山を控えていたママが登ってくれた。

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下山した参道で「甘酒」を・・・、ふたすじさんご馳走様!
再開を約束して、ここでお別れした。しげ親子は、バンガーロー泊で同宿。

写真提供「山ひとすじ」さん
31日「自宅から岩屋キャンプ場へ」を見る
1日「太宰府天満宮へ」
2日「英彦山登山」レポートを見る
3日「豆田町観光と大分自動車道」を見る

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