先週、
時間制限アリでも、沢にヤマメに楽しめた「石坂川」だったが、チョイ読図程度で、いい加減に入渓すると、「経の滝」の上流だった。釣りながら歩き、家人と
の待ち合わせ時間から逆算すると、そろそろ・・・と登りあがったのが、「華の滝」を過ぎ、3条の滝を巻く斜面から林道抜けした。後で調べると、「経の滝」
「浄めの滝」「涸れ滝」・・・などなど、魅力的な箇所を目に収めたくなり、手洗い林道「大韓橋」までは抜けるぞ!と、出かける。
前回同様、日添林道の「山之城温泉」への閉じられたゲート近くの広場に駐車し、先のカーブ手前から斜面を降りる。少し、下流めがけ降りると、少し断崖も
混じり、立ち木に20mロープをセットし下降する場面2ヶ所で沢に出た!右を見るとすぐが「経の滝」・・・ふむふむドンピシャ!だと、地図を見ながらニヤ
ニヤしてしまう!対岸には遊歩道、滝横には展望所が作られたいた。
「華の滝」も登攀出来ずに巻く。3条の滝を巻き、巻き途中で釜に大きな露岩がある滝を見る。どちらも文句のない景観だと思いながら、再入渓する場所を探
しながら進むと、なんとも岸壁が立ち塞がってくる。しかし、よく見ると暗いゴルジュの入口があるではないか・・・。しばし怯むが、恐る恐る降りていくと、
水位は浅くちょと進むと、なんと圧巻の「浄めの滝」が隠れていた。ここの登攀欲は、なかなか抑えるのに苦労した。しかし、確保がないと無理なのも知ってい
る。見れば見るほどイメージの湧く階段状の「浄めの滝」・・・必ずや再訪だ!と、肩を落として戻り巻いて滝の上部に出る。
だんだんと水が涸れると、正面に3段になった涸れ滝が出現する。登れそうにもないが、眺めるには飽きない迫力である。左を巻くのは楽勝・・・。ここから
続く涸れたゴルジュの上を、なんとも恨めしげに覗きこんでは、次の入渓地点をさぐる。しばし降りると、ほどなくでハングした涸れ滝に行くてを塞がれる。3
級程度の左壁を登り、急斜面を立ち木を頼りに森に入る。次に沢に降りた所がゴルジュの出口で、谷は明るくなり、すぐに「大韓橋」が見えた。
総合的に、また来たくなる要素が多分にあった。アプローチ・下山の快適さのわりに、沢や滝のバリエーションが豊富である。手頃な遡行時間というのもいい!
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