本人は、「違う!」と言ってるが、どうも久住山系11座縦走で、膝を痛めた様だ!とりあえず、軽く歩いた方がいいのでは?との素人判断で、とりあえずここまでやってきた。
えびの高原に上がると、平日とは言えチラホラと人がいる。自然保護整備のボランティア団体?だろう・・・、手に手に道具を携えた登山者とすれ違う。頭が
下がる。不動池横の道路脇に駐車し、空身で歩く。今年も「オオヤマレンゲ」を見ることが出来た。ドウダンツツジも、コロコロと花を落としながら、すでに盛
りを過ぎようとしている。そのまま硫黄山の三角点を目指す。また判らなかった。すぐに着くが、すぐに下りたらもったいないほどのスガスガしさである。えび
の高原の樹海が競り上がるように「えびの岳」が見えていた。
一旦、車で移動しえびの岳を歩く。なだらかな赤松林は、幼い頃からの霧島のイメージだ。大好きなキャンプ場を包み込むように起伏を表すえびの岳である。
展望所までたどり着けば、ようやく一筋の汗・・・。今度は、正面の韓国岳が樹海を広げて聳えて見える。去年、初めてここを登ったとき、山頂三角点を見ずに
いた。今回はぜひ!と、ウロウロしてみたが、なんと、ずいぶん平坦な場所に、ひょっこりあった。眺めのいい小高い場所で昼食を食べる。昼寝モードになり、
ママと木を背負いウトウトしていたら、すぐそこに女性2人組の登山者が立っていてビックリした。気持ちよく下山すると、そこは整備されたキャンプ場。中を
抜けて駐車位置に戻った。
その後、ママの膝は、ますます調子を崩している。この夏の沢歩きはダメだろうか?気になるが、直すことから始めないと仕方ない。それより、今のママの関
心事は、卒業後30年ぶりにある、母校(女子高)の同窓会である。それと、母親と楽しみにしている大阪の店めぐり・・・。私が地方へ連れ去った恩返
し・・・いや、私の小さい甲斐性で予約してあげた飛行機の格安チケットである。
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