なんと!次女・長男の登山参加は、8月の大崩山荘泊以来である。正直、親父としては超ウレピー!(なんて、最近は言わないかぁ〜。)
登っていない西都の山シリーズ。龍房山・烏帽子岳・雪降山・地蔵岳・掃部岳・赤髭山・国見山・杖木山に続いての、第8段って事になるのかどうか判らない
が、所属山岳会で1年前に標識整備をした・・・記憶がある。いつも不参加で、他人事の様に感じてしまう所属会で、しかも去年からひょんな事に、私に会長が
あてがわれている。実に変だ!早く降りたい!!まぁ、そんな事はどうでもいいが、自分の山登りをするだけの事。行きたい山は、それはそれは山の数ほどある
んだよねぇ〜!
自宅のある西都市内から、国道219号線を西米良村方面へ向かい、途中十五番から尾八重を目指す。いわゆる県が整備した「ひむか神話街道」・・・であ
る。(いつも工事中なんだよね!今回も通行止めの迂回路なんだよね!)尾八重の集落から尾八重牧場へ上がると、再び「ひむか神話街道」となる。しばし、空
野トンネル方面へ左折して走ると、トンネルの手前から左へ入る未舗装林道が、標識整備した空野山登山口であり、そこから地蔵岳・オサレ山に登山道が進んで
いる。地図で見ると、この林道をしばらく走り高度を上げ、尾根に一番近づいた位置から歩こうか!とも思っていたが、空野山登山口を過ぎすぐ、土砂崩れで林
道はふさがれていた。バックしながら空地を見つけ、駐車場所にした。
準備して林道を20分ほど歩き、それじゃあんまりかなぁ〜と思いつつ、這い上がれそうな尾根を地図で見ながら、現地を見ながら杉林を這い上がった。登山
道との合流地点に、「林道へ」の標識があり、誰も考えることは同じかぁ〜と、苦笑してしまう。適当に登った尾根が、所属会の設定した場所と同じとは、なん
だか可笑しく感じた。それからは、一応自然林の中を歩けるが、ずっと左下方に林道が見え隠れしているのも便利?いや、興ざめ?かなぁ〜!しかし、楽に山頂
を踏める点では感謝!だなと思うようにする。登山道を歩き始めて1時間。右へ伸びる尾根の分岐、左・地蔵岳、右・オサレ山である。ヒメシャラの混じる新緑
の尾根道は快適で、あっと言う間に山頂を踏んだ。
終始、何も無い?いや、興味さえあればたくさんの楽しみが隠れている山で、次女・長男は遊びを見つけては、会話を深めていた。生まれて、自然をキーワー
ドに遊んできたからだろうか?ほぼ8ケ月ぶりの登山とは言え、スゥーッと溶け込むところは見ていて嬉しくなる。帰路は、分岐を過ぎたところからすぐ林道に
下りて、会話を楽しみながらなだらかに下山した。
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