2008年4月29日 「オサレ山/西都市」宮崎県
西都ん山で、未踏の「オサレ山」を、ようやく登った。
カタカナ名の山は、宮崎に3座あるらしく、「ケラガツカ(高城町)」「ジョウゴ岳(小林市)」そして、「オサレ山」だそうだ。それより気になっていたのは。所属の山岳会で『山開き』までしていながら、西都に住んでいながら登っていない事だ。米良三山と言われる「石堂山」「市房山」「天包山」を登り、「地蔵岳」「龍房山」「烏帽子岳」「杖木山」「空野山」「雪降山」「赤髭山」「掃部岳」「樋口山」を登り、なんとなく「オサレ山」だ!と考えていた。折りしも、『ひむか神話街道』から標識等の整備を行政の依頼もあり、実施した後でもある。悲しいかな会員でありながら、平日にしか休めない私はいつも行事の参加が出来ないのだ!
尾八重地区から「地蔵岳」がドカンと見えている。
「ひむか神話街道」空野トンネル手前から林道へ
今回、歩いたコース。
山頂で、4人座り込んでの昼食を取った。何の手伝いも要らないまでに成長した子供達を、眺めては幸せな気分に浸る。子供達・・・次女・長男は、ニホンカナヘビの子供を捕まえては、遊んでいた。蟻が獲物を、集団で狩をする状況を細かく見ては喜んでいた。植物より動物なんだなぁ〜と、おかしく私眺めていた。野鳥のさえずりで、名前が判るのにも驚いた。刻一刻と成長している我子達の成長スピードには、もはやついていけなっなっている。でも、それを認めたくなくて、親らしく偉そうな事を言ったりしてみる。本当は、生まれて来てくれただけで、一緒に遊んでくれるだけで、嬉しくて仕方ないくせに・・・だ。
「家族」「歩く」というキーワードは、実にシンプルだが、こうして重なることが少なくなった。少ないけど、それを不満に思うのは、やはり勝手な事の様に思える。でも、そうしたい。 尾八重の集落を抜け、ここの小学校跡を基点に「地蔵岳」の山開きをしたときの話や、十五番の川や、岩井谷小跡で遊んだり、小さい頃の思い出を車内で語る次女と長男・・・。そういう思い出の積み重ねが、家族の歴史にあるんだなぁ〜!私たちの子育ては、きっと間違っていないんだ!と、思いたい。
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