水流渓人「hot-news」

2009年10月12日 紅葉探しに・・・「大船山」夫婦登山

ママが、5ヶ月ぶりに山に行く気になった・・・。

 

 前夜から、登山口に泊まるのは久しぶり・・・。そして、ママが山を歩くのも久しぶり・・・。5月31日に「九重11座」を山の会の面々と歩いて以来だ。そして、二人だけで歩くのは「キリシマミツバツツジ観賞登山」以来。前日、ようやく行き先が決まり、前夜、夕食・入浴を済ませ自宅発となった。
 西都市からは、延岡を経由し、三重町・竹田市から久住高原へと抜ける。瀬ノ本から牧ノ戸峠を越し、登山口となる「男池駐車場」へ・・・。竹田までは単調なドライブだが、久住高原から瀬ノ本へ下る道路で、道路脇に駐車し眺めた星空は素晴らしかった。見上げなくても空全体に瞬く星達、文句無く素晴らしくて、表現することすら無意味に感じる。長者原を過ぎ、男池に向かう途中も、ずっと星空の中をドライブしている感覚だった。「どんな朝が待っているだろう・・・。」と、少し酒を飲みシュラフに潜る。気温2度。

  
    
朝日が山の山頂部を染める。 6時35分、男池から入山
   
 「
一息入れるのに「かくし水」は最高! 「ソババッケ」
 
 

素晴らしい自然林の森を抜け、結構な登りをやり過ごすと「大戸越」に到着する。一気に展望が開けた。直進「坊がつる」、右に「平治岳」、左に「大船山」と道を分ける。天気も上々・・・!。
 
 
色づく木にチラホラ出会う! 北大船山への登りは、ザレたりヌカるんだりだったが、景色が辛さを忘れさせてくれた。
 
 

 北大船山1706mからは、グルリ九重山が見渡せる!(画像クリックで拡大します。)

 
  

大船山の山頂付近北側に、紅葉が始まっていた。
今年初の錦模様に、うっとりしてしまった。ママに見せてあげれて良かったよぉ〜!

 
 
段原をバックに、もうすぐ山頂だ! 近くの方がシャッターを押してくれた。
「大船山」1786.2m
突き
 

楽しみにしていた「御池」も、色づき始めていた。
 
  
ほとりでこの景色に囲まれ昼食 次第に青空も広がり、良いコントラストに・・・。
 
 

「登山+写真」趣味の方たちが、何枚もシャッターを切っていた。

 
 

 初秋、楽しみは「紅葉探し」になる。だから、いつも最盛期より前に来てしまう!欲深いんだなぁ〜と、いつも思うが、それは人間の性分だ。ここ数年続けた岩登りで、紅葉の時期に夫婦で歩くことが少なかったヾ(´ε`*)ゝ
 他人は、山歩きをしている私に「素晴らしい趣味を持っていいですね!良いストレス解消になるでしょう!」と、言われる事が多い。実際、極度に緊張感の連続する岩登りは、しばし空っぽの頭になりスカッとするが、現実に戻ったときの弾みというか?その差をより深く大きく感じてしまう。しかし、山歩きは歩いている間中、悶々と自問自答し、考えてばかりいる。だからと言って、ストレス解消にならないわけではないが、日常の延長みたいな感じでもある。元々、あまりストレスを感じない性格だと自分で思っていた最近まで、ノー天気でいることが出来たのだがなぁ「(´へ`;ウーム
 まぁ、私自身が落ち着きの無い子供であり、精神的に成長しないからo(^-^)o、大人なママや、次第に落ち着きのある人間に成長してきた我子達の中で、焦りを覚えているのだろう(^▽^;)。もっともっと、自分の無邪気な部分で生きるのが私の本性の様な気がするが、日常も遊びも、底抜けになるには「時間」も「金」も「仲間」もない。それが原因の様な気もするが、それを家族の中に再発見出来そうな気もしている。子供な親父を置いていかないでくれぇ〜(^|0|^) オーイ!!

 
 
由布岳が見えていた。 男池付近
 
 

 登り5時間、下り4時間。ママの立派な鈍足タイムだが、私には今まで見えなくなっていたたくさんの物が見えた気がした。「九重連山が、ぐるりと見渡せた!」「青空が広がった!」「あれっ、まだトリカブトが残っていた!」「自然林っていいなぁ〜!」「美味しい水!」言葉にする事で、もっと判った事も多かった。もっと判ったことは、ボクって黙って行動できる人間ではなく、あーだ!こーだ!と、ぐたぐた言わないと何も出来ない人間なんだなぁ〜d(>_< )って事。

 
 

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前日9:00自宅発・・・11:45男池駐車場・・・12日5:30起床・朝食---6:35出発---7:15かくし水---7:40ソババッケ---9:20大戸越---10:45北大船山---段原---11:18大船山---御池・昼食---12:18下山---12:50北大船山---13:50大戸越---16:15男池登山口着---竹田温泉---延岡夕食---22:00自宅着

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