2011/11/23
「竹の畑山」「比叡１峰」延岡市
たけのはたやま1278m　　TAカンテ〜失われた草付ルート

　鹿川を中心とする山域のピークハントは、この「竹の畑山」で一段落する。本当は、クライミングとして集合した水曜隊だが、しとしと降る雨は、クライミング中止？を決断しなければならなかった。「どこに行きます？」の問いに、「じゃ、竹の畑山へ行きましょう！」と即答する。
　ここだな！とも地図で決めていた尾根を横切る林道に駐車し、登山を開始する。人工林の中を歩き、時々現れる岩場の草付をすり抜けると、ひょっこり林道に 飛び出した。あれれ？だが、すぐに尾根に乗る。少しで、ため息が出る紅葉の自然林の林となる・・・急斜面だが。小松の親分と、O-baくんは、次々に現れ る巨岩にボルダリングの設定を見出して楽しんでいる。グイグイと上がる高度・・・、露岩のピークから、東方面の山々から海まで見渡せた。
　山頂が近づくにつれ、笹藪が多くなり、少しコース取りに気を使うが、すぐに埋もれた山頂標識を見つけ出す。三角点は無い。
　青空が広がってきた。急ぎ下山し、比叡1峰下へと戻る。残念だが、所要で時間切れの小松の親分・タエちゃんと別れ、登攀隊はO-baくん、じんさんとの 3名になる。namaさん達も、岩の乾きを待ち取付いたから、先程だと言う・・・。あわてて支度し、ＴＡカンテの取付きに向かう。いやいや、いつ来てもこ のアプローチの急登はアヘる・・・しかも１座登ったばかりだ！ふくらはぎがパンパカパーンだが、登りたい気持ちが気力なんだろう。取付きに着くと、まだ ３Ｐあたりを登っているクライマーが見えていた。３Ｐからは、失われた草付り６級へ転進し、緊張感のあるクライミングを締めくくった。下山時、夕日にシル エットを見せるニードルが印象的だった。

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