水流渓人のページ「登山日記」No.443

 
2011/7/16
「国見山」「百貫山」「矢岳山」
くにみやま796m ひゃっかんやま693.0m やたけやま739.3m

霧島の対岸?えびの市の平野越しに、かつての加久藤越え周辺の山。
  
旧道入口付近から(右端) 加久藤旧道から登る 標高点付近国見山

  
 かつて、えびのから人吉へ抜けるには、車でも難所だった・・・。いわゆる「加久藤越え」(旧国道221号線)は、言葉として幼い頃に、よく耳にしてい た。土木建設の技術を終結された、ループ橋・トンネルで新国道221号線が、1972〜1979年にかけ建設され、1995年に高速道路が開通し、えびの −人吉間の利便は遥かに向上した。そんな、道路の歴史を感じながら走る、未舗装路の「加久藤旧道」は、実に味わい深いものだ。地形図を見ながら、顕著な カーブの谷から取付く。涸れ沢をひと登りで、傾斜が落ち、鈍頂の「国見山」へ立つ。三角点は無いので、一番高そうな位置の岩の上で記念撮影。
  

キャンプ場付近から 快適な自然林の尾根道 百貫山(三等三角点)

 
 一旦、加久藤旧道を戻り、えびのIC付近から、川内川沿いに、コカコカーラ工場を右に見て「矢岳高原」を目指す。矢岳高原は、2001年に家族でドライ ブ&ピクニックに来ている。キャブ場が整備されていて、この日も、カンカン照りの風吹く中、ガンバル「キャンパー」の、鮮やかなタープやテントが揺れてい た。
 牧場跡?から、鹿避けネットの合間の森に入る。周囲のカンカン照りや、カヤト藪に比べると、快適極まりない自然林のトレッキングルート?(作業道)が あった。しかも、涼しい風が霧島方面から吹いていた。標高694m地点から歩き始め。693mへの山頂に立つ!
 

林道終点から山頂部 少し判りにくい藪に目印(回収) 矢岳山(三等三角点)

 
  矢岳高原の西に位置している「矢岳山」は、少し高原を下り、「矢岳トンネル」の上を通過する林道から狙うことにする。林道入り口まで下ると、施錠がされて いたので、空地へ駐車し、林道を歩いて取付くことにした。しばし(17分)林道を歩き、林道止めの小さい広場へと到着した。樹間から山頂が見え隠れしてい たが、弱い谷の涸れ沢を直上し、ふたこぶ山の鞍部に出る。地形は単調で、林道が途中までなので、下山回収の目印テープをつけながら登る。藪も多くはない が、この日、唯一山らしい歩きとなる。かんかん照りの割に、日陰の森は涼しい。山頂は刈り払われ、三角点がにょっきりと設置されていた。
 

自 宅6:30----宮崎市内・子供の学校----えびの8:50----ループ橋手前分岐----林道登山スタート9:40----谷から稜線9:50- ---国見山10:15----林道ゴール10:32----移動----京町近く----矢岳高原11:40----牧場付近スタート11:55--- -百貫山12:26----昼食----ゴール13:10----移動----閉鎖林道スタート13:41----林道終点13:58----鞍部14: 50----矢岳山15:04----ゴール16:00----京町温泉----自宅20:10
  

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参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 52          
ピーク(山行)合計 561          
 
 
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