2011/3/30 「岩宇土山/上福根山」 いわうどやま 1347m / かみふくねやま 1645.3m
湯山の温泉駐車場で、熊本のじんさんと落ち合い、五木から九連子を目指す。自宅からは、約2時間40分で登山口に到着。ずっと舗装路。 九連子荘前の、澄んだ渓流を見ながら登山口より尾根に取り付く。ここから標高差1000mと考えると、少しスローペースが無難だ!天気はすこぶる良く、 陰は涼しく、日溜りはポカポカ・・・いやいや春の登山だなと思う瞬間だ。まぁ、私の体重はピークだが、体力も上がっている。毎夜の焼酎が止められなくて 困っている(いや、困っても無く、やめる気もないのが事実)。近くで、やはり体重増進のじんさんが息を上げている。まぁ、ぼちぼち行こう!と、ペースを上げるイジワルな水流渓人でもある。 地蔵さんでたくさん休み、鍾乳洞・展望所と楽しむ。岩宇土山の山頂に付く頃には、なんだか初夏の陽気だったが、影には雪が残っている。一旦、下りこみオ コバ谷分岐を迎える。数年前に崩壊したというオコバ谷が痛々しい。少しで、林道と出合い。ヒーヒーと上福根山の山頂に達した。脊梁の山の自然林は、やはり 素晴らしい!九州山地を代表する景観だ!気力と体力と休日があれば、ここらをじっくりと味わいたいものだが、最後の条件が私には整わないなぁ〜。ゆっくり と、昼食。 食後のコーヒーは、群生地までおあずけ!と、オコバ谷を下る。ポツポツ現れ始めた福寿草に、小松の親分は嬉しそうだ!やはり、なんとも可憐で美しい花に は、どんな人でもどんな世代でも男女関係なく、自然な笑みを浮かび上がらせるものだ!先へ進むと、言葉にならない楽園(群生地)が待っていた。空地に座 り、じんさんの用意してくれたコーヒーを飲む。見ても見ても増えてくる?群落に、自然の有難味を感じる。 そこから、下る谷の崩壊はすさまじく、堰堤が累々と続いていた。
福寿草の群生地からのパノラマ・・・左/上福根山 右/岩宇土山
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