水流渓人のページ「登山日記」No.392

 
2010/10/10
「尾崎山」
おざきやま1438.2m

  

登山口広場(大河内越) 稜線のブナ 尾崎山山頂

 
 しばらく続くはずの天気が、金・土曜日にちょいと雨を降らした!しっかし、日曜日には青空をプレゼントしてくれた!先週にもやってきた大河内越だが、雷雨断念の良いリベンジ・・・いや、思い出深い一日となる。
 次女が、九州大学に進学し、「九大演習林」と聞くと、今まで以上に違う響きに感じてしまうのは、単なる親の欲目である事は判っているが、この日、彼女も 「ワンゲル部50周年」の行事で、久住山を歩いていた!中学・高校と、何事にも楽しみ挑戦して来た彼女は、好きな芸術の道を選んだ。生涯を専念するための 大学ではなかろうが、何かを見つけ歩き始める第一歩だった事には違いない!「楽しむ心!」を勧めてきた・・・おかげで、今が楽しくて仕方ないらしく、ちっ とも家に帰ってこない!夏休みも2ヶ月もあるのに、1週間も実家にはいなかった!!嬉しくも寂しいオヤジの感傷登山なのである・・・。
 そう言うバックグラウンドで、自分を表現したがるのはいつもの事だから、家人は鬱陶しくも関わらない様にしているみたいだが、鬱陶しくしているのも、家にあって主の存在感みたいなヘンテコな存在の誇示みたいで・・・ようするにジジィになったという事だ!
 標高差は無いが、適度なアップダウンと、稜線の自然林を楽しむにはいう事なし!の山である。欲を言えば、標高1400mを越してからのスズタケの中を、 掻き分け這い回りの山頂探しは、多少辛いものがあった。腰を屈め、露でびしょぬれになりながら、視界のないスズタケの中の三角点を迎える事になった。しか し、自然の濃さを足せば、大きくプラスになる尾崎山である。ふと、尾崎山と龍岩山の鞍部から見えた「九重山」・・・また、娘に会いたくなってしまった!! この、50周年行事の報告は、翌日、ママの電話が鳴り・・・よりによってママの電話が鳴り・・・いや、わざと私の電話を鳴らさない、ママ似のいけず(大阪弁でイジワル)な娘の仕業だと判っているが、そのママの電話が回ってきて聞く羽目になった。
 そんな、「尾崎山」から、以前に登った「三方岳〜樋口山〜石堂山」が、迫るように見えていた。
 

登山口近くの尾根道から、尾崎山と広がるパノラマ

 

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自宅7:10----村所----大河内越9:00----登山開始9:30----1224mピーク9:53----尾崎山山頂11:40----昼食----下山開始12:30----大河内越登山口14:15----自宅16:30

  
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠          
年齢 51 50        
ピーク(山行)合計 499 177        
 
 
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