何と言っても、『ETC1000円乗り放題』は魅力的である。今年は、次女が受験で、次男は部活合宿の状況・・・。受験と言えば、合格祈願の太宰府天満
宮だと言って、次女の誘い出しに成功した。まぁ、いつも泊まりで出かけていた我が家だが、そうもいかない状況になりつつある。だが、GW中の日帰りでも、
早朝出発となれば、気持ちは童心になっていた。高速に乗る前、コンビニで食糧を買い込んだ。
GWのUターンラッシュが始まっていると、あれこれ報道されていたが、西都からは逆方向なので、3時間で太宰府到着だった。コンコンと眠る助手席に後部
座席・・・。宮原SAでトイレ休憩をして、太宰府へ一気に向かった。ICの料金所ETCゲートを通過するとき「1000円」と表示され、運転しながら写真
を写す!単純な嬉しさだから、すこぶる嬉しい。道路標識に従い、かまど神社の駐車場に到着した。賑わう駐車場には、それぞれの格好をした人たちがいた。家
族ハイキング・・・。ボッカトレーニング・・・。トレイルランニング・・・。縦走組・・・。女性の登山スタイルバッチリ組・・・。カップル・・・。駅から
数キロ歩いてくる人・・・。単独の人・・・。山の会の団体?。学校の部活組・・・。たくさんの種類の楽しみが溢れていた。それぞれが、それぞれの楽しむス
タイルで来ていた。だけど、皆の共通は宝満山の山頂である。挨拶を交わしながら、石段を一つ一つ登っていくと、中宮跡にたどり着いた。下山の行者道を確認
して先を急ぐ・・・。ちょっとした岩場をすり抜け「竈石」の上の岩場にたどり着くと、良い展望と、山頂の上宮もすぐそこにあった。
下山は、中宮跡から行者道に入る。すれ違う人も少なく、静かな雰囲気が嬉しい・・・と思っていたら、「鉄塔」「マイクロウェーブ反射板」があったりし
た。鳥越峠から「愛嶽山」(おだけさん)へ向かうが、どうしても山頂標識を見つけられず、なんだか傷みの出た鳥居を抜け「愛嶽神社」で引き返す。鳥越峠に
戻り、林道を下ると30分でかまど神社に戻った。
下山後は、かまど神社近くの温泉に入り、「九州国立博物館」「太宰府天満宮」と楽しみ、帰路の太宰府ICから高速へ乗る。上りの大渋滞を横目に、スイスイと走る。一日で、これだけ遊べば大満足である。
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