水流渓人のページ「登山日記」No.333

 
2009/02/04
 
「岩壺山」
(鵜戸山地)
737m
   

  

山頂近くのイノシシのぬた場 岩壺山山頂 下山は谷を林道へ
  

 
 今月2度目のママ水曜休み登山の日だ!晴れるはずだが、なんだか不安な空・・・。子供を学校で下ろし、そのまま日南方面へと向かう。宮崎市内は、大淀川 が町を2分し、橋が重要な要素である。大淀川河畔は、かつて昭和30年頃の「新婚旅行ブーム」が宮崎で起きた頃、宿泊施設として旅館・ホテルが栄えた地で もある。また、河畔の橘公園は作家「川端康成」がその景色を讃え、小説「たまゆら」の舞台に書き下ろした場所としても有名だ。・・・その大淀川にかかる橋 「橘橋」を渡った。そして、この橘橋は、医師福島邦成氏が、多額の私財を投じ明治13年に作り、大雨に強い鉄筋コンクリートの橋に生まれ変わったのは、昭 和7年の第6代目の橋だそうだ。このときの工事費は120万円といわれ、同じ時期に作られた現在の県庁旧館(東国原知事の影響で有名??)が、70万円だ そうだ。
 橘橋を渡ると、南宮崎である。この南宮崎の発展は、「橋」にかかっていると言っても過言ではないと思う。大淀川橋・大淀橋・花見橋・東九州自動車道・有 田橋・新相生橋・相生橋・平和台大橋・宮崎大橋・高松橋・天満橋・橘橋・大淀大橋・日豊本線・小戸之橋・一ツ葉大橋などが、この大淀川を渡り宮崎市の発展 に貢献してきた。その恩恵で広がる商業地や住宅地を抜け、空港へのバイパスを走る。時期柄、プロ野球やプロサッカーのキャンプ地天国の宮崎らしく、沿道に は宣伝看板が多い。サンマリンスタジアムでは、読売巨人軍。左に球場を見ながら、トンネルを抜けると内海、この内海で右折し内海林道に入る。・・・登山口 まで、アプローチの長いレポートを書いてみた。
 今回は、適当な尾根から取り付き、花切山からの縦走路に合流する。縦走路は、取り付いた尾根ピークの向こう側を通っていたため、ずいぶん地図とにらめっ こする。折りしもガスが覆い、少し遠くの地形を確認しにくく、読図の勉強にはもってこいの状況となった。道を見つけると、実に気持ちよい・・・。正直、嬉 しい。後は、多少、ダラダラ感もあるが、常緑樹の自然林の中を気持ちよく歩けた。風が冷たく、山頂に長居せずに、すぐに下山する。下降路は、林道最短とな るだろう谷に目星をつけて下ると、実に立派な作業道?登山道?・・・13分で林道に出る。
 帰路、と言うか、山頂で食べらなかった昼食・・・・・っと、清武の「風来軒」でラーメンを食べ、子供達の学校へ向かった。あっ、そうそう、大淀川は大淀大橋を通ったのさっ!!!!!
 

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  自宅発7:40----学校----内海林道駐車位置8:55----登山開始9:25----縦走路出会10:15----岩壷山11:10----下 山----行動食----谷分岐11:45----林道11:57----駐車位置12:13----道の駅「フェニックス」----清武にて昼食--- -学校15:00----帰宅16:30
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠          
年齢 49 49          
ピーク(山行)合計 406 146          
 
 
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