水流渓人のページ「登山日記」No.328

 
2008/12/10
 
「双石山」

宮崎県 509m
  

   
山頂で、とりあえず・・・ ご利益多き「姥ヶ嶽神社」 道路から北壁
  

 
 塩鶴登山口から歩き始めると、しばらくは人工林の中である。歩きが、日常から極端に減っている私は、ここの所体重が77kg・・・身長が168cmだ し、ウエストは90cmだから、典型的なメタボリックである。こんな不細工な男が、比叡の岩?・・・あまりにも可笑し過ぎるよなぁ〜!!だから「双石山」 な訳ではないのだが、こんな体型で岩を登るものだから、左肘・肩がおかしくなってしまい、痛みがある。痛みだけならなんとか我慢のしようもあるのだが、力 が入らないもんだから、仲間に迷惑をかけてはなるまいと、クライミングを中止した。つまりは、自己管理ができない為に、チーム脱落・・・と言った所だ!そ う、一歩一歩・・・・・反省しながら歩くと、汗が出始めるころ第一展望所に到着する。
 ちと休憩をすると、奇岩を背にする「針の耳神社」である。まぁ、見所である。岩の穴をくぐりぬけ、空池を通過すると、鬱蒼としたこの山の独特な雰囲気が 出る。折角だから、初めてやってきたじんさんを、「象の墓場」へ案内する。錆びたハーケンや、曲がったリングボルトがなんだか異様な気がする。いつも行く 比叡の、なんと明るくてスッキリしている事よ!!戻り、尾根コースをたどり、大岩展望所から「宮崎平野」を眺める。青空だが、少しもやがかかったみたい で、海がぼんやりとしか見えていなかった。第3展望所までが、核心となる急登・・・。宮崎市民の親しみのある山にしては、少し息が上がりそうだぞ!と、4 人の意見が合致する。尾根に到着すると、ようやく息が整ってきた。お腹も空いてきて、山小屋が待ち遠しい。ちょっと先頭をじんさんと交代したら、追いつか なくなったので、呼び止めて、また私が先頭になる。
 山小屋の裏にあるベンチで昼食とした。視界が無く日が当たらない尾根道だが、このベンチの前は樹木が切られ、視界が広がっている。結構なすきっ腹で、黙 々と食べるが、暖かいスープが有難かった。クライミングでないと、これだけ会話が多いんだなぁって、しばらくぶりに確認した。南国ムード漂う山行なのは、 西都からだと、ワシントニアパームの立つ道路から、海を眺めて加江田方面へ行き、登山後は青島の温泉を楽しむ所だろう・・・。そして、この宮崎市近郊に、 これだけ深山の趣がある山があるという事だろうか・・・。
 山頂で記念写真を写すと、岩壁に磨崖仏が彫られた小さな社へと降りる。続いて「奥の院」。歩きにくいルンゼをトラバースし、しばらくで登山道と合流し、 姥ヶ嶽神社に到着した。私は、この神社はとてもご利益の多い神社だと感じている。いや、今回も仕事にご利益があったから驚きだ!
 車道を歩き、車に戻り、青島の温泉へ向かった。海の近くの温泉特有?の塩っぽいお湯だったが、風が心地よくて疲れが吹っ飛んだ!西都へ戻り、じんさんを「入船うなぎ」に招待した。じんさんによると、西都ICから2時間半で自宅に到着したそうだ。
 

 

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自 宅発7:50----西都IC8:00----合流----宮崎市内----塩鶴登山口・登山開始10:25----針の耳神社10:52----象の墓 場11:13----大岩展望所11:41----山小屋12:12----昼食----山頂13:10----上の院----奥の院13:55---- 姥ケ嶽神社14:03----車道----小谷登山口駐車位置15:00----温泉「青島太陽閣」----西都・うなぎの入船18:00
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           小松の親分
年齢 49           川キョン
ピーク(山行)合計 402           じん
 
 
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