水流渓人のページ「登山日記」No.296

 
2008/1/30

「野間岳/磯間嶽」
591m      363m

  


 
 自宅からは遠いが、登山口からはお手軽山頂のお題2つ!!
 
 しばし、絶景かな・・・標高591mの「野間岳」は九州百名山の一つに選ばれている。登山口となる「野間神社」は、漁業関係者の信仰を集めていると境内 の案内板に書かれていた。登山道の入り口は、本宮の右奥にあり、コンクリート階段で始まる。ウォーミングアップのつもりで、スタスタ歩くと「第一展望 所」。柵を跨ぎ、岩の突端に立つと、海と入り江が絶妙に見える。ここから、こんもりした山頂も見える。この第一展望所を過ぎると、なんだか植物園?の感じ がする、鹿児島の市町村の木が、案内板付で登山道の両脇に植樹されている。少し、岩交じりの登山道になる頃、「第2展望所」である。遠望が効けば開聞岳ま で見渡せるはず・・・だが、今日は霞んでいて無理・・。そこからは、鎖の張ってある岩をすり抜けると、あっけなく山頂標識。三角点は、一段低い所に設置さ れているのが判る。そこの展望は無いが、少し左に回りこみ上がると、周囲の木々が伐採され、素晴らしい展望が楽しめた。野間池方面は、陸の湾曲がきれいに 見える。入り江や、風力発電の風車や、見下ろすと、すっきりした青空の時に、もう一度眺めてみたくなった。
 
 下山後、すぐに来た道を戻り、干拓地を左に見ながら右折。正面に、鬼の形をした「磯間嶽」が確認できた。親切な地元のおじさんが、道を聞かずとも教えて くれた。少しくねくねと登ると、まず「登山口(北口)」・・・駐車スペースをはさんで、「登山口」の標柱。まぁ、こっちから登って、こっちに降りれ ば・・・と、標柱のある登山口から入る。歩き始めると、シダや倒木やガレが少しうるさい・・・。古い赤テープをたどり、北口登山口からの道に合流。すぐに も「人形岩」。あちこちと回り込む感じで、すぐに鎖場のある30mの岩壁の基部に到着した。ホールド豊富な壁・・・と言った感じだが、スラブと違い、抜け そうで抜けない石がボコボコ貼り付けられた感じである。嬉しそうに登り「山頂標識」に出会う。痩せ尾根?だよね!標識から、少し向こうに行ける。実にわく わくと、岩登りをしたことが無かった頃がなつかしく思われた。363mと低山ながら、スリリングな歩きを楽しめた。下山は、北口に降りると、歩きやすい整 備が行き届いていた。
 
 帰路は、枕崎市を通り、正面に開聞岳を見据えて、海岸線を走る。少しで池田湖〜指宿スカイラインに乗る。そのままの勢いで、高速にのり小林ICまで戻る。
 


 

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自 宅6:30----宮崎市内の子供の学校----野間神社11:50----登山口11:55----野間岳山頂12:20----下山12:30--- -登山口12:43-----移動----磯間嶽登山口13:45----山頂14:00----下山14:10----登山口(北口)14:22--- --展望所14:55----枕崎市----池田湖----指宿スカイライン----九州道----小林IC----自宅19:50
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 48            
ピーク(山行)合計 360            
 
 
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