水流渓人のページ「登山日記」No.272
 
2007/08/01
「霧島川左俣」
 
大浪池へ
 
3段16mの「両滝」 ナメ滝の入口部にて・・・ 遡行終了の避難小屋
 

 
 「私、冒険家は、男の人しかなれないもんだと思っていた!」それは、同行したじんさんが遡行終了後、下山路の大浪池火口縁で言った言葉だ!子供の頃、そう思っていたそうだ。珍しいことを言う人でもあるが、可笑しな事を言う人でもある?!
 「水流さんは、歩き始めると喋らんもんね!」遡行終了後、昼食を食べているときに、私について語った珍しいじんさんの言葉である。初見でのルートであれ ば、やはり緊張感を持続させる必要があるからだろう・・・。お互い、怪我でもすると自分の遊びどころではなくなるしねぇ〜・・・と思う。
 「こらっ!沢登っているだから、ちゃんと後をついて来い!」と、やさしく注意するのは水流ちゃんである。流れをある程度忠実にたどる事で、難しくもなり 難易度も上がる。知り合いのオーストラリアの方に聞くと、「沢登り」は「リバーボルダリング」と表現していた。今回は、小滝の連続なので、1〜3ムーブで 抜けている。そんな感じだ!と、内心思うが言葉にはしなかった。何度が、長めのスリングで確保しながら登ったが、はじめから横を行こうとするじんさんを叱 咤激励した一言である。
 会話から、山行記録を書こうとしたが、初めて登る「霧島川左俣」がぼやけてくる。(^o^;)
 
 霧島を流れる沢を初めて歩いた。堰堤から入渓すると、ササ濁りの水に、なんとなく「温泉?」を想像してしまうが、二俣から左に入ると、透き通った水にな る。水温は冷たく感じるぐらいで、まさに天然クーラーの中にいる感じだ!地図どおりに林道に出くわし、しばし小休止。私は、朝食が少なかったので、サンド イッチを頬張った。交差する新燃橋を過ぎると、取水口を通り、程なくで3段16mの「両滝」と出会う!左へ巻き上がり尾根を少し辿り、スズ竹を掻き分け、 強引に沢に戻る。後は、深山の趣が色濃く、小滝やナメ滝を楽しみながら歩くと、涸れ沢になった。尾根と谷の起伏が無くなると、稜線も近い。地図を見るまで も無く、赤テープがあちこちにぶら下がり、スズ竹を掻き分け沢を忠実に辿ると、避難小屋の20m横ぐらいにひょっこりと飛び出した。昼食を取り、大浪池の 東側を歩き遊歩道に出て大浪池登山口に到着である。次回、ぜひファミリーで来たら楽しいだろう・・・と思う!
 

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自 宅6:00----小林IC横駐車場7:30----大浪池----入渓地点の堰堤8:00----出発8:20----左俣別れ8:50----新燃橋 9:25----小休憩----取水口9:45----両滝10:00----登山道12:22----遡行終了----休憩・昼食----下山14: 00----大浪池の標識15:22---大浪池登山口15:45----自転車にて自動車----小林IC----帰路----帰宅19:00
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            じんさん
年齢 48            
ピーク(山行)合計 330            
 
 
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