水流渓人のページ「登山日記」No.197
 
2005/08/03

「尾鈴山・欅谷」ケヤキダニ
家族沢登り第3弾
   

ボルダリング?次女 次女・長男、斜滝にて 水遊び!!
 

  
 初めて次女が沢登りをする。結構、楽しみにしている次女に、沢の楽しさを経験して欲しいと思っていたが、身支度をしていると雨になる。
 今回は、私も途中までしか行った事のない「欅谷」を選んだ。横に遊歩道が通っているだけで心強い。実際、歩き始めると遊歩道は見えないので、常に位置は 地図で確かめておくことにした。やはり、緊張感を持続しておくことは大切な事で、沢山のことを子供達には教えたいと思っている。出来る限り水筋を通り、登 れそうな滝は挑戦したいと思っている。避けたり巻いたりする事はいつでも出来る。でも、ある程度こだわりを持ち、それを楽しむと言う事を教えるには、沢は いままで経験した事の集大成の様な気がする。
 沢に降り立つと、一旦どしゃぶりとなる。萎えそうな気持を高ぶらせながら、最初の小滝をどう登ろうか検討していると、次女と長男は沢蟹を追いかけて歓喜 の声をあげている。「よっしゃ!」と少し明るい気持になる。続く小滝をあれこれ言いながら登るのは、実に楽しい。初めての次女も、弟より上手に登ってく る。スケール感のある斜滝が迫る頃、雨も上がり青空も見えてきた。リュックのロッドを取り出し、ルアーをセットする。長男、次女、私の順にポイントを探り ながら遡行した。腕が悪いのが最大原因だが、条件も悪く全く釣れない。1時間ほどで、またどしゃぶりとなった。
 大岩の下が洞穴みたいになっている場所で雨宿りをする。腹も減ってきたので、弁当ほ広げる事にした。実に旨い!岩の中は、蜘蛛達の住処になっているの か、いろんな種類の蜘蛛がそこらを這い回っている。時々、足を這うが、次女はとても興味深く見ている。手にとってみたり、その行動に大笑いしたりしてい る。どこにいるのか、いろいろ隙間や石の下をめくったりした。蜘蛛の巣は嫌いだが、蜘蛛は平気な長男も、足が長くて体が丸い蜘蛛が好きだ。弁当を食べなが ら、這い上がってくる蜘蛛を見てはフォークでつついていた。我が子ながら、「楽しむ」のなんたるかを確認させられてしまう・・・。雨足が弱まるのを待って 出発した。
 右から沢が入ってきた。見上げると、遊歩道の特徴的な三角の丸太橋である。「さぎりの滝」まで・・・と思っていたが、さっさと切り上げる事にした。遊歩 道を戻り始めると、後方数メーターのところに落石があった。けたたましい音で落ちてきたので、無事に胸を撫で下ろした。
 次女は、遡行中に右の人差し指を捻ったみたいで、少し腫れていた。
 

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自宅9:10----.キャンプ場入口上駐車場9:50----準備----入渓10:15----昼食12:10----遡行終了13:40----林道へ----下山----駐車位置14:30--------帰宅15:30
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠        
年齢 46     13 11    
ピーク合計 250     77 84    
 
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