水流渓人のページ「登山日記」No,91 |
2002/4/17
皇子原新道〜高千穂峰
たかちほのみね/1574m
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キリシマミズキ |
山頂 |
二子岩方面 |
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予報が雨、実はネットの山行オフの予定が中止となってしまった。あ〜あ!なんて思っているとき、地元山岳会の事務局コンビ”川キョン”から、次回例会の
案内メールが届いた。文末に、5月の「富士山山行」へむけてのボッカの予定が書かれていた。相棒探しが、急進展である。携帯で連絡をすると、とにかく「行
くぞ!」となっての山行である。
ツツジの咲き誇る「萩の茶屋」で落ち合った。登山口に到着すると雨が落ちてきた。レインウェアを着込んで歩き始めた。新しく整備されたこのコースは、
「天孫降臨コース」と案内板が設置されている。少し下り気味に砂防堰堤に降りると、尾根への取付くコースへと森に入る。自然林の濃さに驚きながら、立ちこ
める霧も幻想な雰囲気である。900bの標高差は、少し鈍った体にじわじわと迫ってきた。それでも、気持ちのいい樹林帯を一歩一歩歩くと、だんだん低い木
へと変わり周囲が明るくなった所で、旧道と合流した。
ここから、足下にショウジョウバカマが現れる。イワカガミは、まだ蕾で花は見れなかった。時折、サァーッと視界が開け、矢岳間の樹海が姿を現した。新緑
が雨に濡れて、みずみずしさを増している。雨の日の山行だから会えた光景である。初めて見る、霧島の固有種「キリシマミズキ」の黄色い花も、しっとりとし
た表情だ。溶岩混じりのザレの急登を、しばらく我慢すると山頂小屋の赤い色が、雲の中から現れてきた。
天の逆鉾の下で、ビールを飲む。「雨も来てみるもんだなぁ・・・。」なんて思いつつ、昼食を済ませると、急に雲が流れ絶景を見せてくれた。龍が天をかける様に雲がうねり山肌を這っていた。お鉢も特有の溶岩壁を見せてくれた。
下山しながら、振り返り、思い出し・・・「やっぱりいいなぁ・・。」独り言のつもりが言葉になって口から出た。時計は1時になっていなかった。皇子原温泉で汗を流して帰路についた。
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5:30自宅発--7:45登山口駐車場--8:00登山開始--10:45山頂--昼食--11:35下山開始--12:57下山--皇子原温泉--16:00自宅着 |
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参加者 |
ぱぱ |
まま |
長女 |
次女 |
長男 |
次男 |
ゲスト |
出欠 |
● |
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川キョン |
年齢 |
43 |
42 |
12 |
10 |
8 |
6 |
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山数合計 |
136 |
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