2002年4月17日

宮崎県高原町位置マピオン地図
高千穂河原からの登路は、1時間半程度であるが、溶岩を踏みしめながらの
登山も「霧島」の特長である。しかし、標高差1200bを誇る、御池・霧島東神宮
からの登路は、素晴らしい樹海の自然林コースでもある。均整のとれた山容と、
いろいろな表情を持つ「高千穂峰」は、飽きることのない山である。今回は、最近
整備された、もうひとつの顔を尋ねて見ることにした・・・。

天孫降臨コース


登山口。雨が落ちる。


登り始めて少し・・・
自然林のエネルギーを楽しむ・・・


だんだん、低木になる

 ネットの仲間達と、「尾鈴山」を登る予定だったが、雨で中止。急遽、地元の山岳会の友達と予定が合った。噂に聞いていた、皇子原からのもう一つの登山道が整備されている道を歩くことにした。雨と濃い霧が立ちこめ、幻想的な森は何か力強いものを感じさせてくれた。
 稜線にたどり着くと、霧島東神宮からの道と合流する。濃い霧が流れ視界が広がった。矢岳・竜王の火口壁を滑るように雲が流れている。新緑の淡い緑が、山腹を覆っている。こんな景色、雨降りに登らないと見ることが出来ないと思った。足下には、ショウジョウバカマが咲いていた。


固有種「キリシマミズキ」


イワカガミの葉の間に「ショウジョウバカマ」

 


最近まで有人だった高千穂峰の山頂小屋


「天の逆鉾」が建つ山頂


水流渓人


川キョン

 彼でなく彼女は、地元山岳会の「事務局コンビ」「同級生コンビ」、5月の富士山を控えボッカ。その荷物に忍ばせたビールで乾杯!しばらくすると雲が流れ展望が広がった。登り2時間40分、下り1時間20分

右「矢岳」、そして火口壁を通り、左「竜王山」。奥は夷守岳。


山頂から「二子岩」方面

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