水流渓人のページ「登山日記」No,80

2001/10/31
根子岳・東峰
ねこだけ

1408m

天狗峰 登山口で集合写真 高森より全景

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 平日に集ってくれる仲間達と、根子岳紅葉ハイクを企画した。ちょうどこの日、「ハロウィーン」でもあったので、少し、仮装準備も計画に入れた。

 結局10名の参加者が、高森町側の前原牧場登山口に集合した。根子岳のコースとしては、1時間程度のお手軽コースである。登山という意味では、物足りな いが、お互いを知らない人の参加もあるので、ハイキング程度のコース設定は仕方ない。それより何より、山の会の仲間でもなかなかつき合ってくれない、水曜 登山に単独ではない楽しみである。朝4時起きで、高千穂経由で高森入りした。らくだ山付近から、阿蘇山が鮮明に見えた。青空をバックに、これだけ鮮明なパ ノラマも珍しい。ほれぼれする景色を眺めながら、飲むコーヒーも旨い。集合時間に、1時間ほど前に到着したので、少しゆっくり景色を楽しんでいた。ここ で、熊本・佐賀の方と合流した。

 前原牧場は、ここから10分程度。田楽の里付近まで来ると、根子岳の山肌が紅葉しているのがハッキリ判った。牧場入口で、福岡組7人と合流した。
 今回の企画は、私が立案した。このルートを決めた背景には、初心者向き・安全とは他に、もう一つ。湿った黒土が「滑る」状況を想定した。去年、子供達と 登ったときは、雨だったので、それはスゴイ状況、「泥合戦」・・・。子供達は大喜び、尻で滑って大騒ぎした。思惑通り、スッテンコロリンが、登りから続 出。人は、滑ったり、こけたり、尻餅をつくと「笑う!」である。大笑いの行列は、1時間程度で、稜線に出た。

 銀色に輝くススキ越しに、根子岳のシンボル「天狗峰」が迫ってきた。山肌は、紅葉が絵の具を落とした絨毯の様に、黄・朱・赤・白・緑・・と、岩肌。雲一 つない青空に、祖母傾・九重山・外輪山が手に取るように見えている。東峰で記念撮影をすると、高岳方面が迫ってきた。爽快とはこの事だ。たった1時間の登 りは、少し申し訳ない気分だが、いい日に重なった。
 今回、世話人と言うこともあり、1時間程度の登りと言うこともあり、たくさんの荷物をリュックに入れると、70Lは膨らんだ。18sの荷、1時間で良 かったとつくづく思う。山頂で、本格的にすき焼きを楽しみ、会話も弾む。たらふく食べると、もっと幸せになった。なんだか、景色も丸みを帯びてきたような 印象だった。さてさて、最後は「仮装大会」。大笑いは消化にいいことが判った。下山に、もっと滑りながら、笑いながら、ほどなくで駐車場到着である。

 今回は、時間がたっぷりあった。山行行程が短いものあったが、会話・食事・紅葉・ハロウィンと楽しめ、さらに「高森温泉」「白川水源」と全員で周り、「大人の子供みたいなハイキング登山」は終わった。

 

自宅発(4:30)→高森(7:50)→月廻り温泉待機→前原牧場(8:50)→登山開始(9:07)→尾根出合(10:05)→東峰(10:15)→昼食→下山開始(12:50)→登山口(13:40)→高森温泉(14:10)→白川水源(15:40)→自宅(20:00)
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            やまびこ会
年齢 42  41 12 9名 
山数合計 118              
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