2001年10月31日
平日に集まる怪しい集団「ひらびこ隊」(電脳山の会:やまびこ会)


        子岳」の場所→(Mapion)


登り−1時間10分 下山−45分 *休憩を含む

【参加された方】・山好き夫さん・しげさん・Teruさん・てつさん・日向寺さん・水流渓人・ペコさん・あかげらさん・じんさん・RANさん

 月に一度の、集合登山は、やまびこ会の仲間達と行くことが多くなった。今回、私が世話人をすることになった。予定日はなんと、ハロウィーンであり、紅葉時期であり・・・となった。平日なので、大した参加者もないだろうと、太宰府のしげさんと、時節柄、牛肉「すき焼き」でもやりましょか!となったが、近づけば10名の参加者となった。
 ネット募集の場合、相手が初対面となるケースが多い。やはり、歩きやすい・安全な・長くない・・・と、なってしまうのは仕方ない。仕方がないが、九州各地からの参加募集となれば、九重山・阿蘇山付近にならざるを得ない。
 しかししかし、この紅葉時期。期待するのは仕方ない・・・あげく、「前原牧場〜根子岳東峰」を設定した。阿蘇が、紅葉が少し遅いこと、天狗峰方面の紅葉写真に惹かれて・・である。
 今回も、初対面の方が5名いらっしゃった。おもしろいのは、ネットでの接触通りの場合が多いと言うこと・・・。よく言えば、初対面なのに、久しぶり会った感覚。


向かう途中、日之影「青雲橋」にて雲海を見る。


前原牧場登山口にて

さあ!登るぞ!滑るぞ!

大戸尾根との出合いにて
      

 短いコースではあるが、湿り加減の黒土の道は、ズリズリ滑る。そこが、狙い。急登だが勝負は早い。景色のいいコースは、振り返るたびに新鮮なパノラマを楽しませてくれる。登り詰めれば、東峰は近い。こんなに晴れた「根子岳」ははじめて味わえた。
 稜線を向かえると、言葉にならないほどの「天狗峰」と岩肌の紅葉がまっていた。平日なのに、結構登山者が多い。仲間達の顔も、始終笑顔が溢れていた。


登りながら振り返ると「祖母傾」は1つの広範囲な塊の山に見える

斜面を彩り、根子岳の象徴「天狗峰」と後に隠れる「西峰」、奥は「高岳」
高森「月廻り温泉」からの根子岳全景

北側斜面の紅葉


東峰から高岳を見る


大騒ぎな「すき焼き」グッド!


山頂にて
   

 短いコースは、たくさんの荷物が運べる。大きい鍋も、食材も・・・。肉をさのまま、ザラメと醤油と料理酒で、ドガッと炒めるような、煮るような・・・、「食べりゃ、ほら見ろ、旨いだろ!」である。こういうアバウトな、なんでもあり料理は、男に限る。O型の・・・。
 「鍋」は、親睦を深める。皆でつつくと、仲間意識が芽生える。男は、兄弟に・・・、女は、皆、女房に・・(バシッ!)・・、なんて事はないが、楽しい。しかも、この快晴の空と、絶景の中である。文句のあるはずがない。どんな嫌いな人間であれ、今日のこの日に出合っていれば、おそらく、君とボクは、一生の友達になるかも知れない。
(知れない・・と言うのは、ならないかも知れないと言うこと、後で冷静に考えて見れば、やはり、嫌いな奴は嫌いかも知れない。)なにはともあれ、素晴らしい仲間達と、つきぬ会話にしばし時を忘れてしまった。(忘れるはずがない。時を忘れるのは、よほど変になった状態である。)
 最後のイベント、それは、ハロウィーンの仮装である。何食わぬ顔で、皆、変装・仮装用の資材をリュックに忍ばせていた。やまびこ会のレポートページへ

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 アッという間・・・・でなく、思惑通り、スッテンコロコロリン下山後、「高森温泉」で汗を流し、「白川水源」で名水を飲み、解散となった。

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