水流渓人のページ「登山日記」No,71 |
2001/07/04
矢岳・竜王山
やだけ・りゅうおうさん
1131.6m/1175m
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快晴の矢岳山頂 |
ナツツバキ |
炭化木 |
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かねてから行きたかった「竜王・炭化木」が実現した。何より嬉しかったのは、青空である。ここの所、雨が曇り空続きで、なんとなくスカッとした景色を見たかった。
待ち合わせ場所の「矢岳」登山口に、1時間以上前に到着した。目の前の高千穂峰がクッキリと見えている。友人もまもなく到着し、予定より30前に歩き始
める。去年のこの時期に「矢岳」を登っている。ミスコースで徘徊した記憶があるが、ヤマボウシの花と自然の濃いコースが印象的だった。その後、新聞や、人
伝えに「竜王山」と「炭化木」を聞き、ようやく実現した。
「矢岳」斜面の急登も、振り返れば見える「高千穂峰」の素晴らしい眺めと、白く輝くヤマボウシの木々が疲れを感じさせない。高木が少なくなり始めると、
ナツツバキが稜線にある。これも、白い輝く花・・・。バックの青空。「矢岳」山頂から眺める、高千穂峰・中岳・新燃岳の山腹は、なんとヤマボウシの多い
事。そして、カーブを描く稜線伝いに、少し高い「竜王山」が確認できる。最近の報道で、歩く人も多いようだが、なんとも至福のコースと言える。ヤマボウシ
とナツツバキが交互に出迎えてくれるが、年代物のヤマツツジも多い。秋の紅葉も楽しめそうである。今度は、「竜王山」の山頂から、「矢岳」を眺める。昼食
には、少し早い時間、ビールで乾杯!「旨い!」。
ここから、踏み跡が少なくなる。始終ニンマリの尾根下りである。後、コースの特記を控える事としよう。沢・涸れ沢で「炭化木」を探す。300年前の噴火
で、火山灰に埋もれ炭化した木である。雨による浸食で、その姿を見せているのであるが、所によっては、10b近く堆積している所もある。時の流れと、霧島
の自然を感じる。何をどうする?自問する私に、あまりにも壮大で偉大な自然の力は、何も答えを示してはくれない。そう「ありのまま。」と、聞こえたような
気がした。動物の足跡しかない、沢を歩き、草をかき分け、汗を拭った。歩道に出会い、現実へと戻った。
この日、高千穂峰登山で遭難者が出ていた。中学生110名、引率者6名の、学校行事のグループ登山中の、アクシデントの様であった。「高千穂河原〜高千
穂峰〜霧島東神宮」、登山経験の少ないグループで、縦走は計画すべきでは無いと思う。私たちが下山した頃、発見された様である。 |
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5:
30自宅発--6:50登山口着--7:30登山開始−-8:30川--9:15矢岳--9:35発--10:30竜王山--10:50下山--11:
10沢--11:25昼食--11:50出発--12:40歩道出合--13:20登山口--14:00皇子原温泉--16:30自宅着 |
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参加者 |
ぱぱ |
まま |
長女 |
次女 |
長男 |
次男 |
ゲスト |
出欠 |
● |
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友人 |
年齢 |
42 |
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1名 |
山数合計 |
100 |
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