2001年7月4日

 本日、快晴の登山。嬉しくて仕方ない。友達もつき合ってくれて、霧島山系の中でも、自然の濃い静かなコースをたどる。「矢岳」へは、一度登っているが、西に延びる尾根筋に、双生児火口を成す「竜王山」へ向かう。


登山口より矢岳


いったん、高崎川源流を渡る


ヤマアジサイ


ナツツバキと高千穂峰


ナツツバキ


 急登も、長くは続かない。時折通り抜ける涼風と木陰道・・・。見上げれば、一面のヤマボウシ。稜線伝いに、白銀の花弁のナツツバキが眩しい。
 振り返れば、高千穂峰は、巨大な要塞の様に、堂々と見える。よく見ると、山腹には、至る所にヤマボウシが見える。右へ目をやれば、中岳・新燃の山腹も、同様にヤマボウシだらけ・・・。
 「あー、いいねぇー。」
 「最高やわぁー。」
 

高千穂峰の艶やかさは、その瞬間々で表情を変える。


間もなく矢岳山頂、気持ちの良さは格別


山頂

さあ!竜王山へ・・・


ヤマボウシ

ナツツバキの樹皮は、
ヒメシャラより少し黒っぽい!

竜王からの下降道に
ほとんど踏み跡はない。


 矢岳から竜王への尾根道は、素晴らしい。ヤマツツジの大木がある。常緑広葉樹と針葉樹の混合樹林・・・、春も秋も歩きたくなる。
 竜王までは、約40分。竜王山頂からの展望は良くないが、ポッカリのぞく矢岳の山頂を、満足した顔でながめていた。冷えたビール1本!

 下山ルートの情報は、特記しない事にします。沢へ突き当たり、後は藪山ルートへの突入である。目尻が下がり、ニンマリが続く・・・・・


埋もれた炭化木の上に木が茂る。川の浸食で、次第に風化していくのだろうか。

直径80aはありそうな大炭化木


10b以上も埋もれていた。

水流渓人の登山日記


道は無い(^_^)/沢を下る。

ゴルジェに道は塞がるヽ(^0^)

起伏の無い樹海(^^)

テリハアカショウマ

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