水流渓人「hot-news」

2008年12月23日 「樹氷咲く忘年登山・・・霧島縦走」

新年登山を企画したら、雪がたっぷり降ったぞ!

 山の会に、突然の「忘年登山」の募集をしたら、6人集まり「樹氷咲く霧島縦走」が実現した。平成21年となり、祝日に「新年登山」の募集をしてみた。折角の寒波・・・そして、たっぷりの雪が予想されたが、参加者は当然のごとく少なく、前回に続きのZEN爺@74歳、またもドタ参してくれたじんさん、久しぶりのヨネちゃん・・・、そして、参加のつもりのママは体調不良で、合計4名となった。まぁ、たくさん来ないだろう!予想の募集である・・・。しかし、今回も予想通りの展開となり、大はしゃぎの山行となった。
 あさぎり町のドラッグストアからJA温泉を通過し、林道へ入る。少しで、もうチェーンを装着となる。しばらく先行した轍も、いつしか消え、新雪の走行となった。タイヤも新雪の上をコキコキ締まる音を立てている。「ここは本当に九州かい?」そんな感じさえする「たっぷりの雪」が出迎えてくれた。

  
さてさて、チェーン装着! 新雪の上を走行する。
   
  
誰の踏み跡もない登山口で、ニンマリしながら歩き始める・・・。
  
 

ギュッギュッと登ると・・・

猪ノ子伏に到着だ!小休止。

 

   

凍てつく白髪の森は、それはそれは素晴らしい!堂々たる風景に、ため息ばかりが出る。

 
  

嬉しくて雪まみれになるじんさんを、皆で眺める(^○^)

嬉しくて木に登るヨネちゃんと、それを撮影するZEN爺
  
  

たっぷり降る雪で、水墨画の世界を歩く。
  
   
また嬉しくて寝転がる2人と、それを写すZEN爺(^=^;  嬉しすぎて尻滑りのじんさん。(^-^;)
 
 


とうとう、嬉しさが限界を向かえ、雪合戦?雪戦争?壮絶な戦いが始まったヽ(*^^*)ノハハハッ

 

実に静かな佇まいの「三池神社」
 
 
青空が出る\(^O^)/ 山頂集合写真
 

 誰の踏み跡も無い登山道を歩けた。雪・・・に限らないが、自然の中では無条件に無邪気になる。でも、見覚えのある景色を包み込む雪には、いつも以上の純粋さを人にもたらしてくれる気がする。なんだかは判らないが、この高揚ぶりは本能に潜むものなのだろう・・・。人も自然の中に共存する一部なんだろうか?そうして生きて行ければ、破壊せずにいれるのだろうに・・・と、ふと思った。でも時が経てば、覆い尽くした雪も溶け、いつもの表情に戻る。だから、儚い雪を強く楽しもうと思うのだよね!
 稜線に吹き付ける風は辛かった。容赦なく吹き抜けていた。ながらかに続く稜線をたどり、山頂へ立つ。時折のぞく青空の、それはそれは深く濃いブルーに、白い樹氷に、見る度声が漏れた。なんと言おう・・・「来て良かった。」?良かったのは、たまたまだが、行こうと思い、そして来たからこその感動だ。そんな一瞬に触れる事・・・それが、かけがえの無い自然からのご褒美なんだろうね!!

 
 

山頂から西方面の山々を眺める
 
 
ひょいと下山完了 やっぱり、誰も来ていない!
 
  


温泉へ向かう途中に全景をパチリ・・・鈍頂な白髪岳、だから歩きやすいんだ!

登山日記のページへ

 
自宅発6:50----西都公民館7:00----村所----あさぎり町ドラッグストア8:50----チェーン装着9:15----登山口9:35----登山開始9:55----猪ノ子伏10:20----三池神社11:45----山頂12:10----下山----途中昼食----登山口13:50----温泉----村所16:30----西都着17:40

 Copyright (C) 水流渓人 All Rights Reserved  

BACK

inserted by FC2 system