水流渓人「hot-news」

2008年12月23日 「樹氷咲く忘年登山・・・霧島縦走」

23日には寒波到来!んじゃ〜樹氷鑑賞登山「忘年登山」でもすっかなぁ〜!

  
 

 山の会のメーリングリストで、突然の山行募集をしてみたのは、2日前。まぁ、ママが来てくれるから単独じゃないわいな!でも、この寒波で韓国岳は樹氷の衣をまとい、いいやろなぁ〜と期待していた。で、73歳のZEN爺、ミッちゃんが参加表明してくれた。前夜、じんさんから参加の電話が入った。そして、その後、珍しくもNama師匠率いる麓屋クライマー隊のAYAちゃんが同じ職場の女子を連れてくると言うことになった。だんだん楽しみになってくる前夜、まるで小学生の遠足気分である。なかなか寝付けず、早朝に目が覚める。
 西都の公民館で、ZEN爺とミッちゃんと合流する。続いて、野尻町の萩の茶屋でAYAちゃんと同僚女子だったが、なんと同僚女子は突然の体調不良で、そこでカムバックとなってしまう。聞けば、私の中高の後輩らしく、お話出来ずに実に残念だった。しばし走れば、じんさんとの待ち合わせの高原町のコンビニに到着した。そこからは、御池を経由し高千穂河原を目指す。途中、いつも写真を写す(上の写真)霧島川から、霧島山が実にスッキリ見えいてる。右の夷守岳から大幡山にかけて傘雲に覆われている。

  
韓国岳登山口 樹氷のトンネルを歩く
   
  
気持ちよく高度を上げる 5合目付近。時折ガスに覆われる。
 
   
樹氷越しに大浪池を見下ろす。桜島をうっすらと見えていた。
  
 

韓国岳の凍てつく火口底

山頂標識で記念写真

 

   

山頂付近の溶岩が凍りつき輝いていてた。鎮座する高千穂峰・・・威風堂々とはこの事だ!

 
 

霧島の横ライン?丸岡山から大幡池・大幡山を経て獅子戸岳・新燃岳

 
  
獅子戸岳にて 獅子戸と新燃の鞍部となる十字路
  
   
水蒸気を上げる新燃岳の火口 新燃岳山頂
 
 
本日最後の中岳山頂にて 高千穂河原へ到着!
 

 珍しいメンバーでの霧島縦走である。クライミングではない、尾根歩きは、たくさんの話が出来る。日常に何かの趣味・・・での「登山」なのだろうが、山に行くという行為ありきの山仲間では、山に登る行為のプラスαに「岩登り」があったり、「会話」があったり、「食事」があったりする。息を切らして登りながら、花を愛で、会話も楽しむ。山頂からの景色を見ながらの昼食・・・、どんな店に行っても味わえない極上の贅沢だと思う。いつもながら、その自然から受ける恩恵に感謝する一日を過ごすと、本当に優しい気持ちになれる。もう、このメンバーでは苦しさはない行程だから、樹氷の白も、空の青も、ずっと楽しみながら歩いている。
 今年を締めくくるには、実に穏やかな山を楽しむことが出来た。高千穂河原からえびの高原に戻り、温泉に入る。樹氷で白くなった韓国岳を露天風呂から見た。今年の山登りを振り返ると、まぁボチボチでいいや!と、年頭に思った割には、濃い内容だったと思い出した。

 
 

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自宅発6:20----西都公民館6:30----高原コンビニ7:45----高千穂河原8:20----えびの高原----登山開始8:50---韓国岳10:05---獅子戸岳11:40---昼食---新燃岳12:55---中岳13:25---高千穂河原14:25---温泉---西都着18:00

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