あちゃこさん、どうもレスありがとうございました。南十字星の一番上の星は、γ(ガンマ)といいます。この星が見える北限は、四国の足摺岬付近といわれています。いわばここの水平線すれすれに見えるわけですね。私は宮崎県北部の標高1000mの山頂でこの星の写真を撮った事があります。まあ、なんてことのない、ただのお星様なんですけどね。ただなんとなくロマンがあるじゃないですか。『南十字星』って。そんなことにロマンを見出してた若き日々でした。(ただのAhoやんけ・・・^^ゞ)<hiro>
ひろさん、南十字星ってなんだかとっても見てみたい。わたしの妹はオーストラリアまで行ったのに、どれが南十字星かわからずに帰ってきたんですよぉ。星にうといので、まあこんなモンでしょ。今日、さっそくヒロさんのお話をダンナにしたら、「それじゃ低い位置に見えるんだな。」って言ってました。わたしよりかは、ちと詳しそうです。でも、南十字星見つけることはできないだろーなー。<achako>
>どれが南十字星かわからずに帰ってきたんですよぉ。
おやおや、それはもったいない。南半球の夜空は息を呑むほど美しいそうですね。
>「それじゃ低い位置に見えるんだな。」って言ってました。
そうです。北限が四国ですから、それより北の地方ではゼッタイに見えません。私が住んでた宮崎でも、よほど空の条件がよくって(空の低い場所まで空気が澄みきって)さらには高い山で、回りに邪魔な光が無い場所でも、ほんの1時間くらいしか見えません。(すぐに沈んでしまうという事)したがって、見える時期も限られています。(3月〜5月の間)私はその星を追いかけて、写真に撮るのに3年間かかってしまいましたから。その時期は3月の終わりの夜中の2時くらいでした。(ほんとAhoですねえ・・・笑)
ちなみに星は、星座の中で一番明るい星から順番に α、β、γと記号が付けられています。ですから『南十字座』の一番上の星は、その星座の中で3番目に明るい星というわけですね。その他に星座によっては、各星々に名前が付けられているのもありますね。
たとえば、あちゃこさんが言われた冬の大三角形は・・・
『オリオン座』の「ベテルギウス」(オリオン座のα星)と
『おおいぬ座』の「シリウス」(おおいぬ座のα星)と
『こいぬ座』の「プロキオン」(こいぬ座のα星)の3個によって構成されます。
ちなみに夏の大三角形は・・・
『さそり座』の「アンタレス」(さそり座のα星)と
『こと座』の「ヴェガ」(こと座のα星)と
『はくちょう座』の「デネブ」(はくちょう座のα星)です。
なお『さそり座』の「アンタレス」とは、火星の敵・・・(アンチ・アレース)
という意味で(真っ赤な色をしているから)
『オリオン座』の「ベテルギウス」とは(巨人の肩)という意味です。<hiro>
ひろさん詳しい解説ありがとう。澄み渡った星空の下で、ひろさんの星のお話が聞いてみたくなりました。こちらは昨日の夜は、雨のちみぞれのち晴れのち霧。珍しいお天気でしたが、雨の後の星空はとてもきれいでした。
南十字星を見ようと思えばたいへんですね。写真を撮るのに3年も?じゃ、そのときの感動はすごいだろうな。(3月の終わりの夜中の2時の標高1000mだったら、超寒そう。。。)<achako> |