水流渓人「登山日記」 No.545

2014年9月14日
「津波戸山/経塚山」大分県
(つわどさん/きょうづかやま)
 529m三等三角点/610m標高点
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展望の良い岩峰
水月寺奥院 529mピーク
●「津波戸山」(つわどさん)529m/三等三角点

 自宅を出ると、都農から高速に乗る。北川はゆまの道の駅で北川沿いに宇目〜三重町と通り、大分米良ICから高速に入る。右に別府湾を眺めるこの景色は気分がいい。ちょいと一休みのつもりで寄った別府湾SAは、景色・設備・店舗が魅力的で、帰路の夕食も早々と決定した。
 国東半島の付け根に位置する「津波戸山」へは、大分農業文化公園ICで降り、国道10号線へ入るとすぐに登山口を示す標識に出くわす。整備された駐車場 もあり、登山客だろう5台の駐車があった。整備費協力金の募金箱にチャリンと入金し、しばらくは舗装路を歩くが、眼前の山容を楽しむには、とてもいいアプ ローチでもある。
 登山道?参拝道?八十八ヵ所に祭られる石仏を巡る山旅が始まる。まず、「旧海蔵寺跡」の苔むした石段を登り手を合わせ、今日の安全を祈願する。右に見え る鎖を掴みあがると、岩峰に出た。景色も良ければ、あちこちに安置される石仏の表情がいい・・・。ルートを探すのも楽しみで、行き場を失う岩峰からの下降 路もちょっとしたスリルもあり、また谷の登山道に合流すると「夫婦杉」「夫婦岩」「弘法大師像」と見所が続き、しばらく登高すると「水月寺奥院」に着い た。この水月寺奥院の横からしみ出す「硯石水」は格別で、のどを潤すと間もなくで明るい鞍部に登り上がった。ここからは、展望所〜三角点とすくで、一旦山 頂を踏み、展望所に戻り昼食休憩。
 私もママも、1ヶ月以上ぶりの山歩きだったが、このくらいの登りが丁度いい感じでもあり、これくらいの山を巡るぐらいでもいいかな?に体感していた。登 山というものを、あまりハードに意識したこともないが、これからのスローライフの1つの楽しみには、テクテクと、チビチビと、長く楽しみたいもんだ。
 
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電波塔の並ぶ山頂台地
狂い咲きミヤマキリシマ
経塚山山頂
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なんと、グルリ360度の眺望・・・別府湾・鶴見岳
●「経塚山」(きょうづかやま)610m/標高点

 津波戸山を一気に下山すると、10号線を山香まで南下し、カーナビのお誘いで県道42号へ入り、さらに側道の舗装路を走る。経塚山の山頂周辺には、電波 塔が立ち並んでいる地図=車道はあるな!の感覚で、ピークハントはたやすい。ただ、これが行ってみると、たやすい割には、ぐるり360度の絶景で、別府湾 〜鶴見岳〜九重連山〜国東半島〜四国が一望の出来た。
 また、この山の大きな特徴に、標高800〜1000m以上にしか群落が見られないとされるミヤマキリシマが、この標高610mの経塚山に群生していることから「大分県指定天然記念物」とされていた。

 速水ICから高速に入ると、別府湾PAに立ち寄り、早めの夕食・・・。出かけると食べたくなる蕎麦・・・店内に入ると、案内されたのは正面に別府湾を望 めるガラスに設置されたカウンター席・・・もぉ〜なんもいう事ないかんね!!的夕食となる。満腹を沈めるのに、しばらくベンチに腰かけ、出る会話は「老後 の・・・」「定年後の・・・」そんな話だが、遊びつくすに人生80年じゃとても足りない計画話。健康管理ありきだと認識を新たにするが、止められないビー ル焼酎だわっはっは〜。
 ブログ
6: 00自宅----北川はゆま---宇目---三重---農業文化公園IC----津波戸山登山口駐車場9:45----登山開始10:00---鎖場-- --夫婦杉11:22----弘法大師像----山頂三角点12:23----展望所・昼食----下山13:00----駐車位置14:11----移 動----電波塔14:56----経塚山15:05----下山----速水IC----別府湾SA----佐伯IC----蒲江----延岡---- 自宅20:00
参加者
パパ
ママ
長女
次女
長男
次男
ゲスト
出欠


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年齢
55
54
24
22
20
18
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ピーク(山行)合計
760
253
86
114(+28)
127
101
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