水流渓人「登山日記」 No.544

2014年7月27日
「黒原山/猪ノ岳」熊本県
(くろばるやま/いのだけ)
 1017.2m○等三角点/943.3m3等三角点
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途中の車道より
山頂から盆地の景色が絶景
黒原山山頂
■黒原山(くろばるやま)1017.2m/○等三角点

  珍しく、山へ登るつもりで家を出た。夏場の藪山は、水分管理に気をつけねば、2度ほどフラついた事がある。1度目は、夏の雨降り・・・ゴア合羽で、急な登 りのシダ藪に取り付いていた。暑いが、雨という事もあり、また、山頂も近い事もあり、水分補給なしに頑張っていた。そろそろ一息入れようと座ると、フラフ ラと視界がおかしくなった。それから水分補給しても、扇子でクールダウンさせようとしても、足が前へ進まない。熱中症?判らないが、凍ったペットボトル と、給水・行動食でなんとか元に戻った。2度目は、沢登り・・・夏場だが、沢の涼しい所と、水だらけの環境が、水分補給を怠らせていた。沢を抜け、山頂ま であと少しというところで、歩けなくなった。それから無理に水を取っても、一向に回復しない・・・しばらくして、塩辛いメザシのおつまみを頬張ると、なん と甘くおいしく感じたことだろう・・・。何かがスゥ〜っとしみいる様に元気が出た。塩分?・・・。
 西米良から、湯前町に出る。本当に米良街道219号線は、走りやすく早くなったもんだ。湯楽里温泉側に左折し、立派な「湯前ふるさと林道」から、仁原川 沿いに林道へ入り、 「花立山・湯ノ原山」を目指すが、営林署の林道閉鎖チェーンがあり、黒原山へとすぐに転進を決める。有難い事に、カーナビは、「槻木峠」のトンネルまで、 ストレス無く誘導してくれた。トンネルを通りこした、お地蔵さんから斜面に取り付き、尾根へと出た。
 尾根は、作業動を兼ねているのか、しばらく歩きやすかったが、次第に獣道へと転じ、低い灌木の密生する藪となる。それでも、ここから山頂を目指した人も いるんだなぁ〜・・・古いテープが時々確認できる。真夏に、寒いぐらいの涼しい風が吹き・・、気が付くと完全に忘れていた「水分補給」で、バテ状 態・・・。あーぁ、ママに注意まで受ける始末・・・、そろそろ抜けそうな藪に、油断ょしていた。閉口する藪が、山頂まで続いたが、なんとひょっこり飛び出 した山頂は、視界抜群の整備がされ、しっかりした登山道が延びていた。こういう時、どう思う?「あ〜、道があったんだ!失敗した!」??・・・じゃなく、 「良かったなぁ〜、自分の考えたコースで来れて!」だよな、やっぱ。、
 
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綺麗な林道が直下までのびていた
猪ノ岳
林道から、白髪岳山塊方面
■猪ノ岳(いのだけ)943.3m/3等三角点

  下山して13時、もう一座行くよな!温泉までは時間もあるし、今夜は「夏祭り」だから、居酒屋にでも行こうか・・・思案していたし、まだまだ、時間はたっ ぷりあるしね。目指す「猪ノ岳」は、地形図からすると、直下まで林道アリ・・・お得なもんだ。途中、数カ所、土砂崩れの箇所もあったが、なんとか通過で き、ほぼ轍のないフラットな林道だった。
 林道からは、人吉周辺の山々が一望でき、なんと言っても、白髪岳の山塊のでかい事に驚いた。山頂は、駐車位置から5分。1座は1座の、超お得なピークハントとなる。
 帰路、湯楽里温泉でまったりとして、帰宅後すぐに祭りへと出かけた。西都の夏祭りは、互親組「太鼓台」の太鼓の音と、「チョーサイ!」の掛け声・・・今年も見ることが出来た。祭りに、子供達がいない・・・とおとお、そんな事態になってしまった。
 ブログ
自 宅8:30----西米良----湯前----ふるさと林道----林道閉鎖----槻木峠10:50----黒原山12:10----昼食----下山 12:55----駐車位置13:35----移動----駐車位置14:20----猪ノ岳14:25----湯楽里----帰宅18:00
参加者
パパ
ママ
長女
次女
長男
次男
ゲスト
出欠


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年齢
55
54
24
22
20
18
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ピーク(山行)合計
758
251
86
114(+28)
127
101
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