朝出の登山は久しぶり・・・、前夜、会社の飲み会で、シーバスナイトはお休みだった。少し登山に対し、軽くエンジンが始動し始めている。まぁ〜、続きの大分の山シリーズで、通い慣れ始めた佐伯へ向かう。
蒲江道の駅でトイレ休憩をすると、海岸沿いに388号線で佐伯市方面へと向かい、畑野浦トンネルを抜けた付近、小中尾の集落から「小中尾ダム」を通る林
道へと入る。「元越」というつりさげ標識手前に駐車すると、チェーンゲートを徒歩ですり抜けて林道を登る。しばらくで、山頂方面への尾根斜面に取付き、尾
根に達すると、縦走路になっている登山道に出くわした。100mおきに距離表示を、ステンレス針金で木にくくってある。すでに樹皮に埋もれそうになり、見
ているだけで苦しくなる。良い様な、要らない様な・・・。
元越山の山頂は、絶景だ!「一等三角点」が立ち、日南の牛の峠で見た「天測点」もあった。入り込んだ海や、大崩・祖母傾、佐伯市に注ぐ「番匠川」も印象深い。遠く四国を見渡し、水平線を丸く感じた!この景観は、全国屈指と言えよう!!いやいや実に素晴らしいものに出会え、山の魅力を堪能する。
下山すると、「もう一座!」の移動。388号線を蒲江方面に戻り、尾浦トンネルを抜けて「空の公園」手前の展望所に向かうと、「登山口」の標識があっ
た。ここから「石槌山」を目指すが、整備された歩道〜電波塔〜登山道となり、簡単に山頂を踏む。「元越山〜石槌山〜空の公園」の縦走路が整備されている。
景色と、歩きと、健康におすすめのコースだなぁ〜。刻一刻と変化する「雲」「空」「海」・・・自然の色・造形は、一瞬としてお同じものは無く、いつまでも
飽きない。それに比べ、人との付き合いは疲れる。変化する事を良しとせず、いつも同じを安心とする。いつも言う事、感じる事、話す事、やり方、話し
方・・・私はあえて変えているから、人に好かれないのかな??今は、次の瞬間「今」でなく「過去」に他ならぬ!私は、そんな生き方でいいと思っている。
「石槌山」は、山頂に「石鎚山」と記され、ミニ神社、ミニ鎖場がある。ここから、四国の名峰「石鎚山」が望めるのだろうか?
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