正月、次女が福岡から戻り、長男が茨城から戻り、家族6人が揃った。あれこれ考えていた行事も、ママから始まった風邪が、私に伝染し、辛い正月となった。
元旦には、なんとか元気を出して初詣に行ったりしたが、どうも気分が盛り上がらない。2日、県北に行こうか?と、子供達を誘うが、「長女+次女+長男」
は、映画館へジブリの「かぐや姫」を見に行ってしまった。結局、ママと二人の県北・・・。
西都からの県北へは、いつも10号線を利用しているが、都農辺りから、初詣?の混雑。時折見える日向灘は、穏やかで碧い。今年も末っ子の受験で、「運良
く」合格すると、家から子供達がすべて消える事になる。まぁ〜、しばらく極貧生活になるのだろうが、贅沢な苦労だと十分に承知している。いつだったろう
か?4人の子供達に、「やりたい事があれば、親として出来る限りの支援は惜しまない!家や財産を売り払おうが、何も恥ずかしい事では無い!存分に挑戦し
ろ!!」と話した事がある。知ってか知らずがは判らないが、子供達は奨学金を併用して頑張ってくれている。私の力量を、すでにその範囲として理解している
のだろうか?あれこれ考え物思いに耽る時、自然の中に身を置くとスウ〜ッとしてくる。そんなちっぽけな悩み・・・成る様になるさ!・・・大声で叫んでみた
所で、波は寄せては引いてを繰り返すだけ。山は凛として聳え、木々は新芽ほつけては葉を落とすだけなんだ。
山頂を目指すつもりは無かったが、仙崎ツツジ公園から見える海を眺めに来た。豊後水道を流れる海流は、複雑に絡み合うのが潮目となって見えていた。一瞬
として同じ形の無い自然の造形は、見ていて飽きることが無い。今年、何をする?人は「目標」というものを持ちたがる。その楽しみ方を知っているから、私も
そうするのだが、そろそろ山も復活させたいと思っている所に、「仙崎山」のピークを踏めた。やっぱり、登った事の無い山は、不思議な魅力がある。2度行く
か判らない山達だが、宮崎全山踏破の後遺症?リハビリ?には、ひっそりと人知れない藪山がいいのかも・・・と、ついつい思ったりした。
|