もはや、私の山歩きは、登山道を調査する事は無い。出来る限り、地形図以外の情報は得ずして思った林道を走り、思った斜面・尾根に取付く。今回も、それそ
のものな登りで山頂に立つと、反対側から整備された登山道が上がって来ていた。後から美郷町のHPを見たら、山開きまで実施されている様子・・・、あー良
かった!思い道理のコースで登れて!!やっぱり、価値が違うよね!
「下鶴大橋」から林道へと入る。目当ての林道は、JA日向の養鶏場?付近から先は、荒れて廃道状態。駐車し、林道を歩いて目当ての尾根を目指す。所々崩
壊した箇所を通り越すと、立派な林道に飛び出した。もちろん地図には無い。しばし方向だから林道を歩くが、地形は良く見ておくことが大切で、案の定その林
道は別方向に行っていることに気づく。旧道を確認し、適当な斜面に取付いた。結構な急登りだが、30分と続かない。ようやく主尾根に到達し、しばし快適な
尾根歩きが続き、山頂に飛び出した。
案内板や標柱や、整備された山頂からは、おかげ?で眺望が楽しめるようになっていた。2座目と目論む「熊の神楽」や、「尾鈴山」まで見渡せる。結構、気温は上がり、日差しは強い。早々に、下山方向に進み、木陰で昼食とした。
少し車で移動し、「熊の神楽」へと向かう。林道は倒木で塞がれていたので、駐車しあるく。地図からしても地形は複雑で、谷から稜線鞍部へと到達し、さら
に斜面を登り鞍部へと至るのが計画。しかし、最初の鞍部で勘違いし、逆方向へ進み217mの小ピークに立つ。当然、探しても三角点は見当たらず、向こうに
さらに高い山頂が見えていた。木を取り直しグイグイ登り、後、山頂まで100m地点に到達する。しかし、猛烈なシダの藪が立ち塞がった。右往左往するが、
その尾根からは回り込めない。時間は、3時30分。シダ藪に取付くが、10分たっても10mぐらいしか進まない。これじゃ、最悪100分はかかる。そうな
ると、この複雑な地形を暗くなりかけ下山となる。潔く敗退とした。まぁ、再度挑戦し、突破する事には間違いないので、敗退も闘志へと変えつつ下山。
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