水流渓人のページ「登山日記」No.503

 
2012/07/03
「黒岩山」「霧子山」延岡市 
くろいわやま1070.4m きりこやま461m     

懐の深い山「黒岩山」は、国見・鬼の目の山系と言えよう・・・価値ある1座!
曽木川と石上集落 林道から山頂方面 シャクジョウソウ
  
樹間から国見山が見えた 黒岩山三等三角点 昼食を取った1026mピーク
 

  最近、とても便利な「延岡道路」から先の無料区間・・・「延岡南〜北方」は、利用価値大で、比叡や高千穂方面へは、まず利用させてもらっている。延岡の山 をそろそろ制覇しなくては・・・と、地図を眺めると、「黒岩山」が立ちはだかる。結構長い歩きで藪・・・は、未知のアプローチに、少し足が遠のくのでる。 山好きだと思われているが、結構しんどいのは嫌いな方である。出来れば楽に山頂へ立ちたいと考えるのは、人として自然な欲求だと恥ずかしげも無く地で行っ ている。予報で「九州北部は、豪雨」と発表されていた。宮崎の北部が、九州の北部なのかは、都合のよい解釈で向かった。
 北方ICから、曽木川沿いに北上すると、次第に山深い里の趣だ。川の水は、増水していてもまったく濁っていないのが嬉しい。石上集落から延びている林道 を利用し、803mピーク北の鞍部に突き上げ、強い尾根をたどる計画である。3時間と考えていたが、最初の斜面のきつさには、めげそうになったが尾根には 快適な切り分けが展開され、たくさんの休憩取得でも2時間40分で処理出来た。すぐ近くに「高畑・国見・鬼の目」が見えている様は、その価値を高めてくれ ている気がした。雨も落ちず、涼しい歩きが楽しめた。
 本当は、茶臼山・霧子山と、3座を狙っていたが、満足度?諦め度?は高く、林道から近い「霧子山」のみ、帰路立ち寄り1座と決める。舗装の林道が山頂近 くを通っているが、途中、伐採作業地があり、行縢山が指呼の距離で見えていた。いや、なんとスケールのある景色だ事か・・・。こういう時、ああだ!こう だ!言っている自分が、ヒョロヒョロに感じてならない。たくさんの気候や環境を潜り抜けても、いつも素晴らしい景色を見せてくれるのが凄いよなぁ 〜・・・。
 「本当にやりたい事」という確認事項があるとするなら、私は返答に困る。仕事が・・・遊びが・・・家族が・・・、その「本当」に値するか判らないから だ。実は、自分自身が「本当」だか判らないからだろう・・・。ツンと、弱い力で背中をつつかれ、弱い坂を動き出した。本当は、自分の意志や力で坂を歩き始 めたのかは判らない。しかし、もう自分の力だけでは止まらない、弱い坂を重い何かと一緒に転がっている。

唐立集落から見上げる霧子山 山頂から行縢山方面 霧子山標高点
 
自 宅6:20----佐土原駅----北方IC8:45----北方町石上地区----林道駐車位置スタート9:58----803mピーク北側鞍部11: 00----1026mピーク12:25----黒岩山12:38----下山----1206mピークにて昼食----下山----駐車位置14:40 ----移動----二股桑水流----二股・下曽木林道----霧子山14:58----北方IC17:35----自宅
  

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参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 53          
ピーク(山行)合計 683          
 
 
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