珍しく、林道を探し回らずに、県道43号線の「池ノ原」地区から、てくてくと取付いてみた。体力には自信が無いが、まぁ、急登でも休み休みならなんとかなる。しかも、夏前の山中は、まだ虫やクモの巣も少なく、座り込めば心地よい風も吹いている。
市町村合併で、延岡は広大になった。おかげで延岡には55座も「宮崎の主な山岳」にある。しつこく登れば、ようやく45座を登り、後10座だ!「なに
やってんだろ?」の疑心も、残り少なくなると「達成感」めいたものに転じて来るから面白い。すべて自己満足・自己完結の世界だが・・・。
道路わきの空地パーキング?に駐車し、急斜面に取付く。岩場交じりだが、斜め斜めに抜けると尾根に乗った。しかし、シダの密生地・・・。覚悟してガシガ
シと中央突破だ!1時間くらいで「測量点」標識のある中間地点へ出る。山頂部がひょっこりと見えていた。再び、森へ・・・。後は、切り分けられた、かつて
の「国土調査」後をたどる事になる。山頂手前になると、南面が伐採され展望が良くなっていた。広い伐採地には、作業林道が上がって来ていた。山頂方向へ有
視界歩行で向かうと、一旦森に入りすぐに西斜面の伐採された山頂へと到着した。広大な伐採地からは、日豊本線下に見えていた。遠く、大崩山が見えていた。
先日からの黄砂の影響?だろうか、ぼんやりとしていた。昼食を食べ、寝転がると少し眠ってしまった。トビがクルクル青空で回っている・・・「さぁ、ぼちぼ
ち降りるか!」
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