2012/03/14
「猿岳/上野岳/天香山/焼山寺山」
さるだけ847m／かみのだけ710.3m／あまのかぐやま605m／しょうざんじやま820m
　

高千穂三田井から、野方野集落と周辺の山々と、「猿岳」「上野岳」

猿岳山頂からは、グルリ見渡せる。

　うじうじ考え悩み心配しても、長男の今年の受験は終わったんだ！後は、20日の発表を待ち、それからどうするかを考えればいい！とりあえず、久しぶりに「高千穂町」だ！！そう言い聞かせながら、快晴の空を羨ましげに感じながら車を走らせた。
　高千穂町に入ると、ファミレスの所を右折する。西都市に工場進出した酒造屋さん付近から、野方野の集落に入る。いつものワクワクは、どこから取付こう か？だ。椎茸原木にコマ打ち作業をしている方に聞くと、手を止めていろいろ話してくれたが、登山に関する情報は得られなかった。地図にある林道を目指して みるが、すぐ鹿や猪避けの電線に林道を阻まれ引き返す。引き返してみるものだ！立派な尾根が、この集落の毘沙門展望所から延びている。２時間だな！と、予 想を立て村の集会所みたいな東屋から歩き始めた。
　いい尾根だ！特に急でもなく、自然林も多く、時折の展望もいい！藪もうるさくなく、どこを歩いているか地形図ではっきりと特定できる・・・読図練習した い山の会の人達にも教えてあげたい・・・が、教えて・・・来るかな？そうこうあれれこれ、やはり息子の受験の心配の隙間で考えたりした。山頂手前の、少し 冒険的な崖っぽい斜面・・・ますます登山的に楽しめる・・・を抜けると、素晴らしい？いや、最近語で言うなら「ヤバイ！」・・・そうヤバイ景色が広がって いた。手前「二つ岳」に始まり、祖母山系・阿蘇が圧巻で、３６０度のヤバイ景色を見渡せた！昼食は取らず、下山。楽勝。
　野方野から、上野峠に続く「九州自然歩道」になっている林道を走る。猿岳との間には、大崩を想像させるピークが聳えているのが見えた。上野峠からは、伐採地との鹿避けネットぎわを歩くと「かみのだけ（上野岳）」がすぐ。
　え〜ぃ！今日は、狙えるだけ行くぞ！と、一人なので声には出さず、さみしく心で叫んでみる。高千穂温泉へと右折すると、里の景色が広がる。付近は「浅ヶ部八十八ヶ所」 として、いたる所に番所がある。狙いの「天香山」もその近くだ！「あまのかぐやま」・・・素敵な名前だ！「ヤバクない？」そう言うのだろうか？そう言う若 者の観光客の多い春・・・全国的に「ヤバイ」観光地が存在する事だろう・・・親が聞くと「そんなヤバイ所に子供を行かせれない！」と思う事だろう・・・そんなことはどうでもいいのだが・・・。何の標識も無い「天香山」に立つと。向かいのピークに見えている「焼山寺」へと林道を探す。
　うろついて、ようやくここだと入ると、車幅が狭く、荒れていて・・・それこそ「ヤバイ」感じなので、適当な路肩に駐車し林道を徒歩で上がると、なんとも立派な建物がある。やはり、皆車でゴリゴリ上がるのだろう・・・ヤバクナクナイ？寺よりは南方に延びる尾根の端が、国土地理院の定める標高点なので、とりあえず足跡を残し、三角点のある「焼山寺」に寄る。建物も、天水利用トイレも、展望も実に立派で、ここでヤバイ夕陽を眺めた。日が暮れても林道歩きなのでヤバクは無いが、景色はヤバイ！・・・？？？ﾜｶﾗﾅｸﾅｯﾃｷﾀ

高千穂温泉先から田園風景に溶け込む里山「天香山」「焼山寺山」

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