2011/12/18
「竹の畑山」
たけのはたやま1278m

山頂付近から、「だき山」方面を見る

　所属する西都山岳会は、毎年12月に「藪山山行」を行っている。いつも日曜日は仕事なので、参加も出来ないと思い遠目に眺めていたが、勤務シフトの変更で急遽参加となる。11月23日に登った「竹の畑山」 だが、登るコースは全く違う。特に下山に設定したコースは、とても読図に難しい事が予想された。地図を見て歩くという事は、いつもいくつもの想定をしなが ら歩くという感じだろうか・・・。今、地図のココ！と限定するのは、常に疑心を持ち、次に出て来た地形で、先程はここだった！と判る事も多い。結構、ここ かも？の疑いの歩きである。しかし、登るに山頂は1箇所だが、下るには尾根も谷も幾重にも分れている。だから、読図は下山が難しい。
　設定のコース、登りは人工林が多く、林道に出たりして少し楽しさに欠けるが、以前登った尾根を左に眺める事が出来た。展望の良かった岩はぴょこんと突き 出たピークで、そこからチラリ見えた岩場は、結構広いスラブだった事が判った。そのスラブ岩壁の右を縫うように抜け、最後はアヘる急登を経て山頂に立つ。 山頂手前からの展望もグット！！
　わいわい楽しい昼食を終え、下山予定のピークへと縦走する。そのピークからの下山は、わいわい楽しい声も途絶えた。読図というより危険回避のコースを選 びながらの下山・・・。実に厳しいものとなる。川や崖に阻まれ、ひよっとして暗くなる？！を意識しての歩きに、緊張感が増す。倒木に翻弄されながらも、予 定の林道に抜けきる。充実感・達成感の高い山行となった。　

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