水流渓人のページ「登山日記」No.469

 
2011/11/16
「人形岳」「石橋山」延岡市
にんぎょうだけ887m  いしばしやま738m

だき山登山道から離脱すると、試行錯誤のルートファインディング・・・成功す!


朝日のダイヤモンド人形岳? 谷は幽玄の紅葉だ! 人形岳・・・たぶん?絶対!
 

  またしても、比叡1〜3峰を通過し上鹿川地区へと来た。6月に「だき山」を登った時、正直難しいルートファインディグとなる予想はしていた。この山域は、 崖や岩場が多く、特に崩壊の箇所もあちこちに山肌の筋となって確認できる。行ってみないと判らないが、ケガすると大変な事も理解している。8mm×20m の沢用ザイルをリュックに入れて出発する。
 だき山の駐車場・・・地元の地主さんが好意で提供していただていいる空地は、それはそれは穏やかな景観の雑木林になっている。登山道まで行かず、駐車し た場所の横から、そのまま尾根を這い上がろうとするが、結局だき山登山道に吸収される。当然だ!が、なんと、登山道の歩き易い事よ!!かつて脊梁討伐隊の 有志の方の言葉を思い出した・・・「道の有難さを判る者は、道なき道を歩いた者だけだ!たとえ、それが登山道だとしても・・・。」そうだったかは定かでな いが、藪というより、そのままの自然の中を歩くには、遠慮しながら、感謝しながら歩く事が基本だ!作ろうとした道の如く、傲慢に行く先を突き進むなら、 「無謀」とも「愚か」とも形容出来よう・・・。自然の中に身を置く者は、なぜそうあるのかを悟らなければ、痛いしっぺ返しを食う事になる。崩壊は、自然の 一部だ!それを受け入れなかったら、今回のルート取りは無理だったはず。
  なんとも、山頂なんだろう人形岳に立ち、行程の良さに思いを馳せた。登りに付けた目印を回収しながら、思ったより早くに下山できた。昼飯を済ませ、 「もう一座!」と意気込む。比叡の岩場下を通過し、「耳々地」の集落を目指し、林道でグイグイ高度を上げて「石橋山」のピークも踏む。なんと、比叡を稜線 に繋がる山々が一望なんだろう・・・ふと、そう思う。

  
だき山登山口駐車場 耳々地地区から石橋山方面 石橋山山頂
  
自 宅発6:25----佐土原駅----槇峰----上鹿川9:20----だき山駐車場発9:45----だき山登山道合流----登山道から別れる 10:24----滝上の谷11:00----岩場トラバース----人形岳12:00----下山12:20----だき山登山道合流13:15--- -昼食----駐車場へ下山14:00----移動----上鹿川----耳々地----石橋山15:25----槇峰----門川温泉----自宅 19:30
  

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参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 52          
ピーク(山行)合計 607          
 
 
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