前夜、夜更かしして自宅を出るのが遅くなる。ただ、ママは「アケボノツツジ」だけでも見れたらいいわ!」と言っていたので、とりあえず「六峰街道」を目
指した。耳川沿いに諸塚方面へと向かい、宇納間地蔵尊の365段の階段でウォーミングアップ?いや、結果的には、この階段登りが一番の核心だった。
宇納間から六峰街道へ登り詰めると、まず右折し「崘出山」を目指す。車道脇に駐車し、藪に入ると、杉の植林となり最高点へ立つ。私設標識は立つが、どう
みても三角点ではなく境界杭の横に標識がある。しばし、三角点を探し回るが発見できなかった。帰宅後、ネットで調べてみたら登った逆の方向へ少し下って設
置されているみたいだ!後日の再訪だな。
一旦、来た道を戻り、中小屋天文台の手前から尾根に取付いて「中小屋山」。下山後、天文台のテーブルを借りて昼食。景色がいいと、オカズはいらないと思った。
続いて、諸塚方面へ、右折して「柳の越」へ向かう。林道へ入ると、未舗装路となり伐採地となる。ぐんぐんと登りあがると、なんと、駐車場完備の展望公園
となっていた。木道を上がり、山菜取りの人達と挨拶をしながら、芝生に立つ三角点に触れた。自宅を遅く出ても、結構、あちこちとうろつけるもんだなぁ〜
と、日頃の時間の使い方を大切にせねば・・・と、ふと。
二上山東峰989.2mは、アケボノツツジが簡単に見られる有名な場所だ!柳の越から、真弓岳・諸塚山の直下を抜け、六峰街道から景色を楽しみながら、
二上山展望所入口に着く。今年は、斜面がピンクに染まるほどの醍醐味はなかったが、このピンクの花はとても可憐だ。何度見ても、そこに咲く深い意味と意義
がある様に思える。
五ヶ瀬町へと降り、道路案内板に従い「国見が丘」へ行く。観光地だけあって人が・・・まぁ・・・いる。地形図を見ると、513mの標高点が記載されてい
るが、実際に国土地理院が国見が丘を540mの標高としているのは、ニニギノミコトの石像のある所だ!国見が丘から下りる時、奈良からのヒッチハイクの若
者を拾い、高千穂町内のバスセンター経由で大平岳へ向かう。実に話題豊富で清々しい若者だった!大平岳も、携帯電話の中継鉄塔が建ち、車で山頂。
延岡市内へ着く頃には、日が暮れていた。どうしようか?と思ったが、折角なのでヘッドランプ頼りに「城山」へ上がる。バッチリ三角点を見つけた時には、嬉しくてはしゃいでしまった。夜景が綺麗で、立派な1座だと思った。門川で夕食を食べて帰宅する。
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