山頂の写真というか、三角点や標識を並べると、「登山=山頂」の結果のみ追う様にも見える。見える?いや、ピークハントを興ずるなら、結果に動じない言
だ!別に、車で山頂にまで行けて、三角点を迎えても、1座。3時間登っても1座。それに違いを論ずることが、それこそがつまらぬこだわりだとも感じる。い
やいや、こだわりがあるからこその「登山」なのかも・・・。まぁ、楽しむのに、正論などなく、自分の判断がすべてでいいよ!!
雨が降りそうでも、なんかわくわくしてピーク巡りが楽しめた。延岡市には、山とされている場所が52か所あり、これで18座に立った(行った!)。でも、まだ楽しみは34座も残っている。どう登ろうか?いろいろイメージするのが、毎日の楽しみでもある。
一路、道の駅「北浦」を目指す。「嵐山」へは、直下まで林道が伸びているが、舗装工事で立ち入り禁止となっており、道の駅の駐車場から斜面を登り、林道に出て山頂へひと登りだった。夏の日差しを思わせる・・・枯草の匂いがした。
続いて、北浦漁港から、細い道を抜け、「遠見山」245.3mも車道からすぐに山頂。やたらと赤テープがつけられていて、その多さに、まるで自然に落書きでもしたかの様だ!下山?して、そのまま車道が「陣が峰」山頂に連れて行ってくれるが、雲に覆われ視界は無かった。途中、峠から下斜面に広がる茶畑が圧巻だった。新茶の摘み取りも近い・・・新緑の若葉が伸び、人間の作った造形?茶畑も、まさに芸術だな!!
大分県境まで進み、海岸の半島にある「遠見山」317.2m・・・。
ここは、オレンジ色のアクリル板に、「登山口」と標識が下げられていた。登山道というより、林道なので、少し車で侵入し、空地に駐車し歩くと、5分ほどで
尾根への取付きとなる目印が現れた。地籍調査の作業途中だろうか?目印や、切り分けや、境界杭の散乱が目立つ。40分ほど歩けた。視界のない山頂で、昼食
を食べていたら、雷が鳴りだし、雨がポツ・・・急いで下山。
一旦、古江へ戻り、鏡山へと舗装路を走る。しかし、新緑の時期はいいもんだ!少し雨も降っているが、今年の春は大変な渇水で、農業にも飲用水にも影響が
出始めている。鏡山の山頂広場に到着するころには雨も上がっていた。パラグライダーのスタート場所だろうか?草地越しに見える日向灘、北浦の入り混んだ海
岸線が綺麗だ!草地を電波塔の建つ、高い方へと歩くと、鉄塔の隙間に、大理石でできた「鏡山の一等三角点」があった。「丸野山」は、鏡山駐車場の少し奥・・・。地形図だと、弱い尾根の肩あたりに位置する「標高点」。目星をつけてカヤを掻き分けると、いつもの赤白杭。正しいとも言い難いが、私もそこを「丸野山」とした。
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