水流渓人のページ「登山日記」No.416

 
2011/2/5
「球磨川水源」
くまがわすいげん

誰もまだ雪面に足跡をつけていなかった・・・
 
登山口付近の源流橋より 膝上まで埋まり歩いた 球磨川水源にて

 
 今年は、九州も雪が多い!この日、江代山を、県境から登ろう・・・と、出かけるも、周辺の山の白さを見て怖気づいた?ふと、思い出したのは、白水の吊り 橋に行った時、古屋敷で左折する「球磨川水源へ」の標識を思い出した。山頂でなければ、雪も大した事はないだろう・・・が、正直な理由だった。ラッキーな 事に、土木工事が実施されており、登山口まで除雪されていた。
 登山口から、アイゼンを付けて歩き始める。動物の足跡ぐらいで、踏み跡がない。すぐに登山道を見失うが、沢伝いに行けば・・・と、いつもの悪い癖・・・ いや、楽しむ癖が出るが、とおとお行き詰まりかけた時、ネットで見た「二本杉」が上に見えている。急斜面を這い上がり、遊歩道に乗っかる事が出来た。多 分、土砂崩れて分断されていたのだろう・・・雪でなければ誰でも判ること!
 丸太橋を渡ると、俄然深い雪になり、足元を固めながら歩かなければ歩けない。沢?をトラバースする所は、なんとも不気味な雪面だった。程なくで分岐に出 る。少し休憩して、安全コースを行く。ようやくジグザクに高度が上がり始め、登山らしくなってきた。尾根を回り込むように、隣の沢へ渡るところは、転げ落 ちそうな程の急斜面を下降気味に渡る。慎重に慎重に歩くが、スパッツから染み込みが始まり、靴下を濡らして靴の中が濡れ始めた。山頂を目指すならともか く、水源を目指すのに真っ白にリセットされた雪面は、とてもルートを見つけるのに気を使った。よく見れば目印はあるのだが・・・。
 午前中に水源にたどり着いた。希望では水上越へたどり着き、その稜線を見たかったが、昼食にし、そこから引き返すことにした。帰りは、自分の踏み跡を辿るだけだから簡単なもんだ!ここには、新緑・紅葉に再訪したいと思った。
 

 
自宅発6:45----村所----湯前----登山口9:00----登山開始9:25----分岐10:24----水源11:40----昼食----下山12:25----登山口13:25----時間規制----湯山----村所----自宅
  

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参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
 
年齢 51          
ピーク(山行)合計 529          
 
 
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