登山口を探す所が、まず、初めての山の楽しみの一つ。普通車では少し大変かな?と思う林道は、登山口付近で伐採作業が行われており、運搬トラックによる
轍が深くなっているがだ。途中、地図に表示されていた「屏風滝」は、岩壁で、滝を探すと困惑するだろう・・・。
杉林に、目印のテープが誘導してくれる。左の堰堤のある大崩壊地の近くを登ると、地図に無い林道に飛び出す。ここあたりから目印が確認しにくくなるが、
予想をつけて登ると、古いテープに遭遇する。ただ、古い目印は、結構点在していて、うろつくうちにザレた急斜面をズリズリと行く事になり、地形図で目星を
つけて登りやすいルートを選びながら行くと、ほどなくで立派?な登山道が左から合流してきた。誘われるように、しっかりとした目印は三方岳からの縦走路と
なる稜線に導き、ほどなくで山頂へと着く。
ママペースなのと、あれこれルートを予想しうろうろしたので、山頂まで2時間かかったがも楽しい行程だと感じた。冬枯れのブナ林は、葉を落とし明るく、
山頂からの景色を楽しませてくれた。あれはどの山だ!あの山だろうか?バトルをしばらく続け、コンロでラーメンを作る。寒くなく熱くなく、ベストのラーメ
ン気候である。
下山は、視界が効くので、タッタカ50分で登山口に戻る。林道が登山を楽にしてくれている事は否めないが、産業としての林業を否定は出来ないが、パッチワーク模様の斜面が、少し悲しく秋模様に見えたのは、やはり私のエゴなのか?!
|