水流渓人のページ「登山日記」No.397

 
2010/11/3
「根子岳」
地獄谷〜南尾根〜天狗峰〜地獄谷

西都山岳会+α 「登攀隊14名」「ハイキング隊6名」

登山口付近で全員集合 南尾根核心部 天狗峰にて

 
 山岳会の例会山行に参加する!今年も、11月3日は、素晴らしい天気に恵まれ、全員20名が、根子岳へ挑戦した。登攀隊は、14名・・・。地獄谷の深部 へと高度を上げる。大人数で、この悪場をやり過ごすには、強靭なnama師匠のリーダー力が不可欠である。とても悪いザレ場、落石だらけの涸れ沢を詰めあ がると、南尾根に乗っかる。
 ササとツツジだろうか・・・?ほぼ、掴んでは掴み、高度を上げていく。実に根子岳の尾根にあって、藪を漕ぐとは・・・。しかも、強烈な傾斜での藪こぎ は、滅多にあるものではない。まだ、ロープも出さずに全員ガンバル。視界が開け、南尾根の核心部となる10m程度の岩を攀じる。若者2名がさっさとリード し、ロープを張ってくれた。2名ずつフォローするが、皆、登山靴のまま登って行く。岩は脆く、落石ばかり。小石が、カキィーンとヘルメットに当る。直下の 基部で、皆の世話をしていたら、握りこぶしぐらいの石が落ちてきた。左の二の腕にガツンと当る。気合が行っていたので、大した痛みも意識しなかったが、擦 り切れて出血し、あざになって腫れていた!数回のアップダウンで、天狗の基部(西側)に抜ける。懸垂下降しているグループと混じり、大賑わい!
 またまた若者が天狗をひょろりと登り、確保体勢に移ってくれた。ロープダウンの末端を捕まえるために、ロープなしで3m先のビレーポイントに立つ!滑る と真っ逆さま・・・。ここは25mだから、50mロープをダブルに、2人が確保体勢を作ってくれたので、4人が同時に登れる。登山靴でツルツルの岩を登る のは気持ち良いものではないが、初5名も落ち着いて登りきる。遅い昼食を速く食べ、天狗峰からの下降へ移る。トラバースで降りるもの、懸垂下降で降りる 者・・・。それでも14時に天狗の基部となる。全体が多勢だからの時間だが、namaさんは、東峰から大戸尾根を止め、地獄谷を急下降し約1時間早く下山 できた。
 


地獄谷の紅葉は、盛期を迎えていた。

 

写真レポートのページへ

 
 自宅4: 45----集合場所5:00----木城役場5:15----都農神社5:30----高森町コンビニ7:30----大戸登山口7:50----登山 開始8:00----最初の堰堤8:18----ギア装着9:10----南尾根出合10:25----天狗峰13:10----昼食----下山13: 30----天狗基部14:15----地獄谷へ14:20----駐車位置15:30----高森温泉----解散----高鍋夕食----自宅22: 00
  
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
 他3名
合計20名
年齢 51          
ピーク(山行)合計 506          
 
 
inserted by FC2 system