まぁ・・・雨である。雨であるのに、せっせと登攀道具を積み込んで比叡に来た!岩は、当然のムリだが、あまり多数参加の行事にご無沙汰していたので、人
間関係広げるのに良い機会となった。最近、良く「麓屋」訪問をしてくれるという福岡想山会のT君とTさん、久しぶりの元西都山岳会のIさん、鹿児島労山の
Sさん、しばらく会っていなかった所属会の面々・・・。
室内待機・・・というか、沈殿もどうか?ということで、「比叡のパワースポットに行ってみらん?」と、師匠namaさんが言うので、ほらほら!行くぞい
くぞ!と、14名が編成された。カッパを着る者、傘の者・・・まだ?まだや?どんくらいで着くとや?と、文句回数が増える頃、なかなかの迫力の岩屋が出現
し、「やっぱ、来て良かったね!」の豹変ぶりである。
昼食は麓屋で!と、またまた大合唱の大騒ぎとなる。誰なのか?「あんかけ焼きそば」を準備してくれていたので、最期の野菜投入+片栗粉投入を行う!ちゃ
んぽん麺まで飛び出し、湯がいて油でパリパリに炒めて追加する。そうこうしていると、「鹿川・庵」オーナーの三澤さんがひょっこりと顔を出される。雨なの
で、状況は想像に足る事だろう・・・。私自身、そのような時(どのような時?)にしかお会いしていないので、多分、私を記憶されているはずはなかろうが、
まるで長いお付き合いかの如くお話をしていただいた。前夜、公民館で地区の講演会を努められた三澤さんであるが、実に味のある語り口で饒舌であった。中で
も、「これぞ岩場!論」「登山のかくあるべきリーダー像」の話しには、重い風格を感じた!かというと、突然の「しょんべんをばる論」に話が派生したかと思うと、「宮崎には男はおらん!論」へなだれ込み、「散る桜、残る桜も、散る桜」を弁士となりて机をババンバンと叩かれ、私らの瞳を湿らせた。
という、雨の「ヤカタガ岩屋」・・・。また比叡の名所が増えた!!
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