2010/10/06
「銚子笠・白鳥山」
ちょうしがさ1489.2m　　しらとりやま1639.2m

　
　不土野峠には、ずいぶん遠いイメージがあった。まぁ、足を向けていなかった山いき域は、なじみが無いので、ずいぶん遠く感じるのはいつもの事だが、行って見ると、熊本の林道は、ずいぶん立派な感じだ！
　不土野峠から北へ延びる林道へと左折する。ゲートのある登山口までは、約７ｋｍ。未舗装路の林道歩きから始まるが、奥の登山口は下山時に利用させてもら うことにして、県境付近から尾根に入ると、案の定・・・立派な切り分け道となっていた。国土調査の標識も残り、世話無く山頂に着く。更に、北へ続く稜線へ と踏み込み、白鳥山を目指す。
　白鳥山への稜線は、実にうっとりと出来た。濃い自然林に、周辺の山々の展望・・・。なんと言っても、九州の背骨を歩いている満足感もあり、歩けている自 分の足にすら感謝と満足感を持ったりした。しばらくは、大きなアップダウンも感じ無かったが、白鳥山近くになって１５０ｍ程の急登が待っていた。しかし、 登り上がれば、時雨岳からの縦走路となっている、特有の草原尾根に飛び出し、特有の石灰岩の露岩とが素晴らしい。来たのだから･･･と、白鳥山の山頂標識 をカメラに収め、石灰岩の展望所まで戻り、昼食とした。
　紅葉までは、もう少し・・・。今年は、春から夏にかけ、右膝の銚子が最悪で、ピーク時は、日常の段差にも悲鳴を上げた。恐る恐る歩き始めたのが、夏の沢 だったが、あれから調子良く来ている。とりつかれた様に、夜間のウォーキングを続けていたが、あれから止めている。それが良いか悪いかは判らないが、そう して山に来ている。今年は、ニューピークばかりを目指しているが、それはそれで楽しい。そんな年もあると、今まで行った山への再訪も楽しみになって来るだ ろう・・・。
　

白鳥山の展望所から、時雨岳・銚子笠・・・市房方面の山々

写真レポートのヘージへ