水流渓人のページ「登山日記」No.381

 
2010/7/21
鋸切谷遡行〜夏木山」
なつきやま 1386m

  

鋸切谷橋から入渓 傾斜は強い 夏木山山頂

 
 今回もニューピークとなる。そして、久しぶりのメンバー構成。そして、梅雨明け・・・。「沢だ!」条件を重ね、考えたのが夏木山となった。
 道の駅「宇目」で、待ち合わせ、藤河内渓谷を目指す。少し、迷い道をしてしまい、夏木新道登山口まで1時間かかってしまった。支度し、林道を歩いて「鋸 切谷橋」へ・・・20分。標高765mからの入渓で、水量は少ないが、地形図で予想したよりは流れがある。積極的に流れをたどるが、小滝を越えるのに、最 近使っていなかった上半身の筋肉がヘナヘナなのを実感する。弱い谷が複雑にあり、読図は微妙で楽しい。短い登攀も多く、5回程度ロープを出し、フレンズが 活躍した。谷筋を直登せずに、左右の尾根へ回り込めばいともたやすく歩けるだろうが、最期まで困難に突破することが出来た。
 最大の難所となったのは、稜線直下の岩壁の突破である。一旦、取り付いたチムニー状は、相当に脆く・・・一か八かを試すには、頼りになる支点の確保が困 難で、被り気味のクラックを直登することになった。当然、クリア出来ての稜線到達だから、満足感を大きかった。
 途中、ルートファインディングするのに、仲間の時計の高度を聞くと、間違えて報告を受けたので、考えていた稜線の登山道との合流点の少し右に出た!まだまだ甘さを実感した。
 高度1100mを超えてから、立ち止まると虫がまとわりついた。ブユやアブも混じるので、落ち着いて休憩が出来ないのが辛かった。100円ショップで 買った、ビーチ扇子(濡れても大丈夫製品)が大活躍で、パタパタしていた私は1箇所のブユ噛みで済んだ・・・。二人はあちこちに噛み跡が出来ていた。夏の 虫対策・・・重要だ!!
 夏木新道を下る。結構な傾斜・・・、右膝がとうとう悲鳴をあげ始め、なんともへんてこな歩きで休み休みの下山となった。
 

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自 宅発5:00----都農神社5:30----道の駅「宇目」7:12----夏木新道登山口8:15----スタート8:40----鋸切橋入渓9: 00----稜線・登山道合流12:20----夏木山12:43----昼食----下山13:00----夏木新道----登山口14:22---- 藤河内ユートピア温泉----解散----都農神社----自宅着18:30

  
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           小松の親分
じん 
年齢 51          
ピーク(山行)合計 483          
 
 
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