水流渓人のページ「登山日記」No.378

 
2010/6/2
「式部岳」
しきぶだけ 1218.9m

  

土砂崩れの前谷林道 主稜線から山頂方面 式部岳山頂

 
 
自 宅から、近い位置にあるが、国富町側から登るには、林道ゲートの鍵を借りたりしなくてはならず、延び延びになっていた式部岳である。西都に住まう人なら、 西都側から登ろう!と、掃部岳登山口を目指した。寒川方面へと走り、途中から前川沿いに「前谷林道」へと入る。なんと、標高460m付近で、林道は土砂崩 れで寸断されていた。
 土砂崩れ地点からだと、登山口まで1時間の歩きとなった。急登で始まる、掃部岳登山口からのコースである。林道歩きが、良いウォーミングアップ?・・・ なんと、急登で膝の違和感を覚える。急登が一段落すると、なだらかな尾根に、ブナやヒメシャラなどの自然林が広がり、うっとりする時間の中を歩いていた。
 1190m付近、第二展望所と標識がある主稜線が、右に掃部岳、左に式部岳への分岐地点である。左に進路を取ると、今度は下り登りが交互に始まった。し かし、もっともっと素晴らしい自然林が展開されていた。正直、うんざりする距離を歩いて山頂到着となったが、体力低下している状態では、楽しむより我慢の 歩きである。膝は、次第に痛みが増してきた。山頂が近づくにつれ、日当たりの良い場所が多くなり、草木が伸びて少々歩きづらくなる。地形図どおりの稜線 は、あくまでも地形図どおりで、分岐から1時間以上もかかってまった。
 天気の良い今日は、遅めの昼食を木陰で食べる事にした。家の弁当は「旨いよなぁ〜!」なんて、かじりついていると、最近購入したという小松の親分からの 電話が入る。嬉しい事に、水曜休みだからどこか行きましょう!というお誘い・・・。話しながら、ズボンの裾をムックリニョッコリ這い上がる「ヤマヒル」を 摘まみ上げた。かかとの近くにもう一匹・・・。美味しいはずの弁当を、ママと、その場足踏み運動状態で食べる事になった。そんな時期なんだ・・・。
 そそくさと下山に取り掛かるが、この日は、林道歩きも含め、往復17kmになった。体重は少し落ちたのに、体力は上がっていない証拠だろう・・・。夜のウォーキングはいったい何?とくやしくなる「膝の痛み」が土産となった。
 

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自 宅発7:30----前谷林道出会い8:05----林道崩壊地より登山開始8:35----掃部岳登山口9:45----第二展望所11:59---- 式部岳山頂13:17----昼食----下山13:40----掃部岳登山口16:12----駐車地点17:15----自宅18:00

  
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠          
年齢 51 50        
ピーク(山行)合計 479 173        
 
 
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