あぁ〜、今日は「ひな祭り」だ!・・・そう思い出したのは、行縢山を正面に見た時だったろうか・・・。そろそろ電話をしなきゃなぁ〜と、ママに「起きた?」と言うと、ママの携帯に出た次女。あわてて自動車学校へ行く途中だったみたいだ。今日は、「仮免許試験」のある日だった。
まず「筒が岳」の登山口を探す。五ヶ所高原へ向かうと、整備された林道を、およそ標高1000mまで走り上がる。適当な場所に駐車すると、地形図通りの顕著な尾根と谷が交互に見えていた。あまりにも特徴的な山姿は、なんともワクワクする。登山道より地形図を意識した山行は、逆に目印を意識しないので、すぐに道が消失するが尾根道に到達すると立派な切り分け道に出くわした。コンパスで山頂方向を確認しスタスタ進む。途中に、合流する登山道?2ヶ所を確認した。そそり立つピークへは、アルミ梯子がかけられていた。山頂に立つと。青空は望めなかったが、グルリ360度の展望だ。グンと祖母・障子・親父、ポッカリ高岳・根子岳の山頂部。ボンワリと九重連山。向こうにピョコンと由布岳。いやぁ〜良い山だ!
記録を続ける書き方なら、続いて「赤川浦岳」だ!である。今回は、五ヶ所小学校を起点にしての2座。高千穂方面から直進で「筒が岳」。右折、祖母北谷登山口方面へ曲がり、すぐの橋を右折すると、黒原越へ向かう九州自然歩道である。途中、立派な車道の建設工事が進められ、分断されていたが、標識が明確だ。黒原越までは、普通車では無理。路肩が弱い上に、数日前までの雨でぬかるんでいた。あっと思ったときにはUターンは出来ず、駐車位置まで200mほどバックし駐車。でも、林道を歩いても10分足らずで、登山口となる標高1100mの黒原越である。赤川浦岳が1231.9mだから、標高差130mほど・・・、で、記録では60分とあるのは、歩き始めて地形図通りのアップダウンと気付く。スズタケに覆われた自然林の尾根道は、気持ちよい事この上ない。雨もホツポツだが、気にならない程度・・・。結構息を切らせての三等三角点ピークだった。
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