1999年に、家族登山で
「諸塚山」「赤土岸山」「二上山」を登っている。あの時、六峰を貫く街道にちなんで、6座狙いだったが、何が何でも山頂!でなかったのが家族登山を続ける
事が出来たのかもしれない。いつしか、それすら忘れている自分にようやく気付いたが、もう全員で・・・を強いる事もない。あの頃のゆっくり感を取り戻すた
めには、絶好の天気となった。
「速日の峰」・・・清水観音入口から登れば、少しは登山らしい?と、ETOランド入口から、少しバックして歩き始める。清水観音を過ぎると、登山道らし
くなるも、すぐ右に人工スキー場の駐車場の造成地。風車が立ち、人工芝のゲレンデが広がり、電波塔が立っていた。電波塔の付け根が山頂への登山道となる。
10分も歩けば一等三角点の山頂。山頂から北に伸びる目印を辿ること10分で車道に出る。この車道からの山々の景色を楽しみながら駐車位置に戻る。
「真弓岳」・・・中小屋天文台を通過し、諸塚から合流する辺りが、真弓岳・・・と少し走ると、入口を示す看板が立っていた。砂利道を200mほど登る
と、イノシシ罠が仕掛けてあるところに駐車し、左の尾根に取り付くと数分で目印の赤テープに出くわす。後は20分ぐらいで、派手な山頂看板に到達する。
まぁ2座目だ!!とっとと下山し次を目指す。
「九左衛門峠」・・・1999年に来た時、あちこち探したが、未熟な読図は諦めも速く、下車して歩くことも無かった。諸塚方面へ下る道路を少し行くとあ
の時の、左折して林道に出会う。ゆっくり見回すと、標識が九左衛門峠付近であることを物語っていた。「延岡運搬駄賃道の跡」の碑が立つ所から歩き始める
と、かつての運搬道を辿ることが出来た。思いを馳せながら、人工林の斜面を高度を上げると、あっという間に九左衛門峠・2等三角点を見つけた。来る人も少
なくなったのだろう・・・。静かに自然に戻ろうとする佇まいが、観光用に整備された残骸を見るようで、少し空しく見えた。
実にのんびりと、中小屋天文台のベンチで弁当を食べれた。山頂への入口を探しながら、車でつなぐ山行もいいもんだ!今年は、未踏のピークへの山行を中心にのんびりとしてみよう!と思った。
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