水流渓人のページ「登山日記」No.370

 
2010/2/24
「速日の峰・真弓岳・九左衛門峠」
868m ・ 1073m ・ 1101m

 
風力発電のある速日の峰 真弓岳 九左衛門峠
  

 
 1999年に、家族登山で 「諸塚山」「赤土岸山」「二上山」を登っている。あの時、六峰を貫く街道にちなんで、6座狙いだったが、何が何でも山頂!でなかったのが家族登山を続ける 事が出来たのかもしれない。いつしか、それすら忘れている自分にようやく気付いたが、もう全員で・・・を強いる事もない。あの頃のゆっくり感を取り戻すた めには、絶好の天気となった。
 「速日の峰」・・・清水観音入口から登れば、少しは登山らしい?と、ETOランド入口から、少しバックして歩き始める。清水観音を過ぎると、登山道らし くなるも、すぐ右に人工スキー場の駐車場の造成地。風車が立ち、人工芝のゲレンデが広がり、電波塔が立っていた。電波塔の付け根が山頂への登山道となる。 10分も歩けば一等三角点の山頂。山頂から北に伸びる目印を辿ること10分で車道に出る。この車道からの山々の景色を楽しみながら駐車位置に戻る。
 「真弓岳」・・・中小屋天文台を通過し、諸塚から合流する辺りが、真弓岳・・・と少し走ると、入口を示す看板が立っていた。砂利道を200mほど登る と、イノシシ罠が仕掛けてあるところに駐車し、左の尾根に取り付くと数分で目印の赤テープに出くわす。後は20分ぐらいで、派手な山頂看板に到達する。 まぁ2座目だ!!とっとと下山し次を目指す。
 「九左衛門峠」・・・1999年に来た時、あちこち探したが、未熟な読図は諦めも速く、下車して歩くことも無かった。諸塚方面へ下る道路を少し行くとあ の時の、左折して林道に出会う。ゆっくり見回すと、標識が九左衛門峠付近であることを物語っていた。「延岡運搬駄賃道の跡」の碑が立つ所から歩き始める と、かつての運搬道を辿ることが出来た。思いを馳せながら、人工林の斜面を高度を上げると、あっという間に九左衛門峠・2等三角点を見つけた。来る人も少 なくなったのだろう・・・。静かに自然に戻ろうとする佇まいが、観光用に整備された残骸を見るようで、少し空しく見えた。
 実にのんびりと、中小屋天文台のベンチで弁当を食べれた。山頂への入口を探しながら、車でつなぐ山行もいいもんだ!今年は、未踏のピークへの山行を中心にのんびりとしてみよう!と思った。
 

 

自 宅発6:30----佐土原駅----六峰街道入口8:38----清水観音入口9:04----清水観音9:08----人工スキー場----電波塔- ---速日の峰9:42---下山・車道9:55----駐車位置----真弓岳入口11:05----駐車位置11:08----真弓岳11:27-- --下山11:46----運搬駄賃道の碑11:55----駐車位置12:01----九左衛門峠三角点12:10----下山----中小屋天文台・ 昼食----13:20----五十鈴川横----温泉----帰宅18:50

  
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 50          
ピーク(山行)合計 469          
 
 
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