時折、ネットで見かけていた「えびの岳」。その山にしたのは、所用が控えていたからだ。でも、里山ではなぁ〜と、考えていたら標高差90m程度で立てるニューピークハントがいい!と、えっちらと出かけて来たのである。
登山口は、大浪池と韓国岳鞍部にある非難小屋から、えびの高原へ国道へ飛び出す反対側・・・。丁度、ノカイドウの保護ネット工事をしていた工事関係の方
に、駐車可能か聞き、空地に駐車して歩き始めた。傾斜の少ない登山道というか散歩道みたいだが、落葉と訪れる人の少なさからか?フカフカして気持ちいい。
30分ぐらいで、展望のよい所に飛び出す・・・。韓国岳・大浪池、高隈山系、桜島、栗野岳がグルリと見えて気持ちいい。
日々のストレスやウップンが、すーぅっと消えるのが判る。狭い世界で日々の労働に時間を費やしていくと、なんとあちこち穿りながら、荒を探す思考でいる
事よ・・・!山のてっぺんから眺めた景色は、実に広大じゃないか!この大自然の中で、何を穿り見つけ様とするのか!そんなもの無意味にすら感じる今であ
る。「洗われる」と言うが、風呂は体を洗うのであって、洗われるもんじゃないよなぁ・・・。「洗われる」という状況は、なんと内面的な事なんだろうと、今
更の様に気づく。だから、時間をかけてでも自己を満たす歩きの場所を探すんだと思った。
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