水流渓人のページ「登山日記」No.310

 
2008/6/18

天草の山旅
「太郎丸岳・次郎丸岳・白嶽・つわ岳」

397m/281m/373m
320m 

次郎丸岳より天草松島を見渡す
 
次郎丸岳・太郎丸岳 次郎丸岳より つわ岳山頂

つわ岳から八代湾がフルスケールで迫る

 
 梅雨の間の快晴を、熊本の天草で楽しんだ。金をかければ(高速使用)、九州は近いもんである。ほとんど一般道での登山であるが、今回は川キョン同行なの で、割り勘が効く!遠出のドライブ&登山も、たまにはやってみたいもんである。しかも、低山でも名山は限りなくある。それを4座ピークハントした。
 次郎丸岳・太郎丸岳は、集落の中を歩いて登山道へと至る。照りつける日差しは、すでに初夏である。ジリジリ、そして、雨後の湿度ムンムンの中を汗かき歩 く。水分補給をまめに行うが、たった1時間の登りでもアゴを出しそうになる。でも、次郎丸岳からの眺望は、感動的だった。もう、辛かった登りの記憶は消え ていた。山頂でたっぷり時間を費やし、2座目の太郎丸岳のピークへ立つ。
 続いて、観海アルプスと呼ばれる九州自然歩道へと向かう。時間省略の為に、標高が稼げる「白嶽キャンプ場」へ。遅い昼食となったが、じんさんの用意して くれた食事をワイワイと食べ、グビッとビールを飲む。飲んだら、眠くなる。ふにゃふにゃと、白嶽の山頂まではすぐ・・・。酔いが吹っ飛ぶ展望が待ってい た。景色にため息をつきながら見とれた。山頂に設置してある東屋は、日陰となり爽やかな風の通り道・・・。椅子に寝そべると、3人寝てしまいそうになる。 いかんいかんと、下山するのはキャンプ場。そこからつわ岳が途方も無く遠く思えてしまった。整備された九州自然歩道をアップダウンしながら歩くこと30 分。酔いは吹っ飛び、さらに絶景が待っていた。いや、来て良かった。白嶽湿原を抜け、下山した。
 低山しかも名山からの眺めは素晴らしかった。つくづく、九州に住みながら登ってない山の多いことだろうと感じた。ましてや宮崎の山ですらである。登るこ とで見えてくるものがあるのだろうか?こつこつと登る事の先に何があるのだろうか?いや、その先に見えるものを期待しているわけではない。山に行く事を継 続していきたいと思っているだけだ・・・。歳を重ねる毎にとか、経験を重ねる毎にとか、何も構える必要も無い。山の数ほどある山を、一つ、そしてまた一つ と歩きながら、歳を重ねることが出来たらいいなぁ〜と思うだけである。
 

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ブログ
自 宅5:45----川キョン宅----小林IC7:15----宮原SA8:15----松橋IC出口8:40じんさん合流----三角港9:15--- -次郎丸・太郎丸登山口10:00----登山開始10:08----分岐10:33----次郎丸岳11:05----山頂休憩----下山11:42 ----分岐11:56----太郎丸岳12:22----下山13:00----移動----白嶽キャンプ場13:45----白嶽湿地13:55-- --炊事棟昼食----キャンプ場出発14:55----白嶽山頂15:05----下山15:25---キャンプ場からつわ岳へ----つわ岳山頂 16:35----下山----白嶽湿地16:53----管理棟16:59----帰路----天草五橋より忘れ物取りに再度白岳キャンプ場へ---- 再度帰路----天草五橋にて夕日18:55----不知火温泉----ファミレス夕食----松橋IC21:00----自宅23:30
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           川キョン
年齢 49           じんさん
ピーク(山行)合計 384            
 
 
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